最新OS搭載で使い勝手に優れた「Nexus 5」、イー・モバイル版の特徴は? 2ページ目 | RBB TODAY
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最新OS搭載で使い勝手に優れた「Nexus 5」、イー・モバイル版の特徴は?

IT・デジタル スマートフォン
ロック画面
  • ロック画面
  • シンプルですっきりとしたホーム画面
  • 背面の質感はマット調
  • Android 4.4のメモリ最適化でマルチタスキングもサクサク動く
  • 側面
  • ソフトバンク、イー・モバイル双方のLTEが使える
  • 背面
 2.26GHzクアッドコアCPUと2GBのRAMを搭載するNexus 5だが、それに加えて、Android 4.4ではメモリの最適化によるマルチタスクの高速化も特徴のひとつとされており、多数のアプリを起動してもサクサクとスムーズな操作性が損なわれない。プリインアプリや初期設定のホーム画面が3枚に抑えられていることで、余分なアプリの整理などをせずとも初期状態で無駄なメモリ消費がないこともユーザーに優しいと言える。この操作性と、上記で述べたLTE、さらにデュアルバンド対応のWi-Fi接続などを組み合わせることで、使い勝手はさらに良いものになる。重い添付ファイルを含んだメールのやり取りやOfficeファイルの確認、Web検索を通じての情報収集をしながら、Google Mapで経路を調べる、といった使い方が無理なく可能となっている。

 「EMOBILE 4G-S」への対応がイー・モバイル版の大きな特徴であると述べたが、機能面以外で気になるのが端末代金や月々の支払い額。イー・モバイル版Nexus 5には、他キャリアのスマホ同様に2年縛りのパケット定額プランが用意されており、仮に端末を一括で購入した場合、月額の使用料は2,515円とかなりの低価格で利用できる。データ容量は5GB。端末価格は通常50,400円のところ、一括であれば39,800円で販売される。前払いの負担はあるが、他社の端末に比べると端末価格自体も安いので、一括払いも十分検討できるだろう。また、一部販売店ではMNPで一括払いという条件でさらに端末価格を割り引き、24,800円で販売しているところもあるという。もちろん分割払いでの購入も可能で、その場合は頭金なしで端末が入手でき、月の支払の総額は4,615円となる。これも十分に安い価格と言える。さらに、テザリングオプションは無料でつけることができる。

 イー・モバイルでは、対象のWi-Fiルーターのユーザー、もしくはセットで契約することでさらにパケット代を割り引くWi-Fiセット割という施策を実施している。これを適用することで、2年間はパケット代が毎月980円、3年目以降も780円割り引かれるため、Nexus 5を一括購入していれば月々の支払い額が2年間は1,535円しかかからない。別途Wi-Fiルーター側の固定費が発生するにしても、月々の負担は少なくてすむ。

 こうした価格体系は、MVNO事業者と比較しても全く見劣りしない。下り75Mbps以上のLTEが利用できる他社のデータSIMプランを見てみると、たとえばOCNやIIJがデータ通信容量を抑えた900円台の格安プランを提供している。月額1000円以下は確かに魅力だが、通信容量はかなり制限されるため、仮に100MBあたりの金額にしてみると、イー・モバイルのプランの方が半額以下という計算になる。このあたりはユーザーの使い方にも左右されるため、バランスをみて検討してほしい。

 最新OS搭載で今後のアップデートも18ヵ月間保証されており、スペックも他の最新スマホと同等。そして周波数帯の拡張も含めて期待できるLTE環境を持ち、端末価格も手頃である。これから機種変更やMNPを検討している人、ずっとiPhoneユーザーだがAndroidも試してみたい人、2台持ちしてみようと考えている人など、とにかく一度検討する価値のある端末だと言える。


《白石 雄太》
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