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2014年のスマホ人気傾向…Androidは「Lサイズスマホ」がくる?

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 スマホ購入の決め手となった要素は、Android端末では「画面サイズが大きいこと」、iPhoneでは「操作性」が最も重視された。MMD研究所は、2013年にAndroid端末またはiPhoneを購入した人それぞれ1000人を対象に「2013年 スマートフォン購入者の満足度調査」を実施した。

 調査は、2013年1~11月にAndroid端末、iPhone端末を購入し、期間中に所有していた人に対して、端末の満足度や、以前所有していた端末との比較、今後購入したい端末の性能などについて調査した。Android端末について5日に、iPhone端末について6日に発表した。

 まず、Android端末についての調査結果を見てみると、現在所有しているAndroid端末の満足度について、端末のサイズ感や画面サイズ、バッテリーの持ちなど11項目を満足から不満までの5段階評価で聞いたところ、「画面サイズが大きいこと」と回答した人が「満足」「やや満足」を合わせて79.8%と最も高い結果となった。次いで「端末のサイズ感」が76.3%、「画質の良さ」が73.7%という結果となっている。

 次に、端末購入時に重視する項目について聞いたところ、「画面サイズが大きいこと」と回答した人が42.9%と最も高く、次いで「バッテリーの持ち」と回答した人が40.9%、「操作性の良さ」と回答した人が35.0%という結果となった。僅差ではあるが、Android所有者は端末購入時に「バッテリーの持ち」よりも「画面サイズが大きいこと」を最重視していることがわかる。

 スマートフォン端末を買い替える際に求める要素を聞いたところ、「とにかく充電の持ちが長いバッテリー」と回答した人が64.5%と最も高い結果となり、次いで「防水・堅牢さを備えたパワフル端末」と回答した人が34.5%、「より大画面で見やすいスマートフォン」と回答した人が31.0%という結果となった。

 一方、iPhoneについての調査結果を見てみると、現在所有しているiPhone端末の満足度について、Android端末同様に、端末のサイズ感や画面サイズ、バッテリーの持ちなど10項目を5段階評価で聞いたところ、「画質の良さ」と回答した人が「満足」「やや満足」を合わせて85.8%と最も高い。次いで「端末のサイズ感」が83.6%、「デザイン性」が83.1%という結果となっている。

 端末購入時に重視する項目について聞いたところ、「操作性の良さ」と回答した人が49.9%と最も高く、次いで「端末のブランド」と回答した人が48.9%、「デザイン性」と回答した人が40.8%という結果と、iPhoneの魅力としてあげられる「操作性」「ブランド力」を重視していることがわかる。

 最後に、次にスマートフォン端末を買い替える際に求める要素を聞いたところ、「とにかく充電の持ちが長いバッテリー」と回答した人が51.2%と最も高い結果となり、次いで「防水・堅牢さを備えたパワフル端末」と回答した人が29.4%、「メーカーのブランド性を高めるデザイン」と回答した人が27.8%という結果となった。

 今回の調査結果から、2013年Android端末の購入者は、端末購入時に「画面サイズが大きいこと」を特に重視し、満足度も高い傾向にあることがわかった。買い替えの際に求める要素でも、「バッテリー」「防水性」に次いで「画面サイズが大きいこと」が求める要素として入っている。これらのことから、MMD研究所では、今後、5.5~6.5インチ画面をもつ“Lサイズスマホ”が人気になってくるのではないかと推測する。

 iPhoneについての調査では、2013年iPhone端末の購入者は、「操作性」「ブランド」を重視していることがわかった。満足している点では「画質の良さ」が最も高い。次のスマートフォンに求める要素では、「バッテリー」と「防水性」はAndroidと変わらないが、「ブランド性を高めるデザイン」が上位に入った。iPhoneは今後も魅力・武器でもある「ブランド性」を重視する、とMMD研究所では推測する。

 2014年のスマホ端末は、iPhone人気が続く中で、Android端末勢は、GALAXY Note 3をはじめとした大画面ディスプレイのLサイズスマホで巻き返しを図りそうだ。
《高木啓》
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