三井情報(MKI)は10月30日、スマートフォンのWi-Fi電波から位置情報を測位する技術と、リアルタイム分析が行えるデータベースを組み合わせ、O2Oサービスなどを提供できるソリューションを発表した。11月より販売開始する。 施設内に設置したCisco Wi-Fiアクセスポイントから来店者のスマートフォンの位置情報を取得し、Cisco CMX(Connected Mobile Experience)により位置情報を測位。さらに、収集した情報をSAPのインメモリデータベース「SAP HANA」を活用し高速で解析・分析を行う。 ショッピングセンター、百貨店等の施設内での利用を想定しており、位置情報と企業が所有する顧客の属性情報や過去の購買履歴などを組み合わせた分析が、リアルタイムで可能となる見込みだ。