“ハイブリッド 4G LTE”を米スプリント社にも展開……孫社長「倍返しだ!」 | RBB TODAY
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“ハイブリッド 4G LTE”を米スプリント社にも展開……孫社長「倍返しだ!」

ブロードバンド 回線・サービス
TD-LTEとFD-LTEを使う「ハイブリッド 4G LTE」サービスを発表した、ソフトバンクの孫正義社長
  • TD-LTEとFD-LTEを使う「ハイブリッド 4G LTE」サービスを発表した、ソフトバンクの孫正義社長
  • 2.1GHzと1.7GHzは、通信速度を従来の37.5Mbpsから75Mbpsに拡充
  • 来春には900MHzにおいてもLTEを開始して「トリプルLTE」になると強調
  • 発表会では、第三者機関の調査を使いネットワークの優位性を強調
  • 発表会では、第三者機関の調査を使いネットワークの優位性を強調
  • 発表会では、第三者機関の調査を使いネットワークの優位性を強調
  • 850日以上、重大事故がないことも強調
  • 他社とのサービスエリア比較
 9月30日、ソフトバンクモバイルが発表した2013-14冬春のAndroid端末は、全機種TD-LTEとFD-LTEを使う“ハイブリッド 4G LTE”に対応。孫正義社長は「アメリカでも、この世界最高のネットワークを実現していきたい」と語り、買収したスプリント社でも展開する方針を示した。

 「ハイブリッド 4G LTE」は、これまでソフトバンクのAndroid端末が使っていた2.5GHz帯のTD-LTE(AXGP)に加えて、iPhoneで使っている1.7GHz、2.1GHz、来春開始予定900MHzのFD-LTEにも対応。

 さらに発表会では、1.7GHz(イーモバイル)、2.1GHz(ソフトバンク)のLTEに関しては、通信速度を従来の37.5Mbpsから75Mbpsに拡張し「倍速ダブルLTE」と名付けてネットワークの違いを強調した。

 孫社長「これからは、単に同じスマホを持つだけでなく、様々なサービスとネットワークの競争になる。アメリカに行ってさらに強く認識したのは、都心の中で電波がすぐに切れてしまう状況で、ネットワークの速度も遅いこと」と語り、続けて「これからスプリントにおいても、従来から持っていた1.9GHz帯と800MHz帯のFD-LTEに加えて、2.5GHz帯のTD-LTEのネットワークを一気にこれから構築していきたい。それを実現するためにディッシュ社と争ってクリアワイア社を100%傘下に置いた」と明かした。

 「FD-LTEとTD-LTE、両方のLTEをもったハイブリッドLTEのネットワークは、繋がりやすさ、面のカバレッジ、そして速度、世界最高レベルのネットワークであると実感しました。繋がらないソフトバンクと言われて、その悔しい思いがずっと蓄積してきましたが、これを一気に“倍返しだ!”」と語り、そのネットワークに対する自信を示した。
《編集部》
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