「『半沢直樹』は何が面白いのか」……専門家の批判にファン反論 | RBB TODAY
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「『半沢直樹』は何が面白いのか」……専門家の批判にファン反論

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 TBS系連続ドラマ『半沢直樹』を経済評論家・池田信夫氏が「何がおもしろいのか、さっぱりわからない」と専門家の立場から批判。半沢ファンが「『半沢直樹』の本質は金融ドラマではない」と反論している。

 22日に放送された『半沢直樹』最終回は、平均視聴率42.2%、瞬間最高視聴率46.7%と驚異的な記録を打ち出した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。しかし、池田氏は、『半沢直樹』の面白さが全く分からないという。

 22日に自身のTwitter上で、「実際の不良債権は、あんなきれいごとじゃないよ」「今ごろ日本国民は『不良債権』というものを知って驚いているということなの? これだけ金融リテラシーが低いと、アベノミクスにだまされるわけだ」と、世間の“半沢人気”をバッサリ。また、23日にはブログでも、『半沢直樹』で描かれている組織にはリアリティがないと指摘しているが、フォロワーから半沢人気について『水戸黄門とかドラゴンボールとかと同じノリなんですよ。金融リテラシーなんて関係ないです』と説明されると、「要するに勧善懲悪なのね」と納得している。

 この池田氏の発言に対し、ネット上でも、「そもそも金融ドラマとして見ていない」と反論する声が多数。「ピンチをどう切り抜けるかという話の舞台がたまたま金融機関というだけ」「腹黒い上司をやり込めるシーンが快感」というコメントの通り、勧善懲悪ものとして受け止めていた視聴者は少なからずいた模様。また、「俳優たちの熱演が魅力的」という感想も多い。

 どうやら『半沢直樹』は、時代劇のような勧善懲悪ものとして楽しまれていたようだ。専門用語が飛び交えど肝心のストーリーは王道というのが、『半沢直樹』大ヒットの秘密だったのかもしれない。
《花》
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