パナソニック、「HDMI Ver.2.0」規格に準拠した通信LSIを商品化……4K機器の普及に拍車 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

パナソニック、「HDMI Ver.2.0」規格に準拠した通信LSIを商品化……4K機器の普及に拍車

エンタープライズ ハードウェア
HDMI Ver.2.0規格準拠通信LSI
  • HDMI Ver.2.0規格準拠通信LSI
  • 仕様
 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は12日、「HDMI最新規格書Ver.2.0」準拠の通信LSIを、業界で初めて商品化したことを発表した。9月より量産を開始する。

 高速インターフェイスHDMIの最新規格「HDMI Ver.2.0」は、現在広く普及しているHDMI(Ver.1.4b)と比較して、4倍速い6Gbps伝送が可能。これまでは、規格外方式として一部使用されていた4本や2本を使用した4K 60p伝送実現方法や映像のデータを圧縮する4K 60p伝送実現方法から、標準規格で伝送が可能となるため、高精細・高画質な4K 50/60p映像を、ケーブル1本で動画表示できる。ケーブルは、従来のカテゴリ2 HDMIケーブルがそのまま使用できる。

 フルHD画質を4K 50/60p映像にアップサンプリングする画像変換機能(4K 50/60pスケーラ、超解像)、映像パラレルインタフェースに対応するMN864777と、非対応のMN864778の2タイプをラインアップする。

 パナソニックでは、グローバル規格に対応することにより、さまざまな機器に展開できるため、4K機器の普及ならびに適応分野拡大が進むと予測している。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top