【SPEED TEST】LTE勢力図に変化!劣勢だったauが躍進……関東・中部・関西で3キャリアの通信速度を分析 | RBB TODAY

【SPEED TEST】LTE勢力図に変化!劣勢だったauが躍進……関東・中部・関西で3キャリアの通信速度を分析

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スループットグラフ(2012/11/1~2013/1/31)
  • スループットグラフ(2012/11/1~2013/1/31)
  • スループットグラフ(2013/4/1~2013/6/30)
  • スループット勝敗比較(2012/11/1~2013/1/31)
  • スループット勝敗比較(2013/4/1~2013/6/30)
 RBB TODAYでは、今年のはじめ、3キャリアの通信速度について分析を行なったが、前回から約半年が経過した現在、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルのネットワークの高速化がどう変化したのか、特に「RBB TODAY SPEED TEST」の計測値が多い関東、中部、関西地域で分析を行った。各社LTE増強の発表を行なっていたが、その実態がわかるものとなっている。

 分析には前回同様、スマートフォン向けのスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」の計測結果を利用。関東、中部、関西地域でそれぞれのエリアでの通信速度の平均値を棒グラフで比較した。表は、関東、中部、関西地域でそれぞれのエリアを2.5km単位に区切り、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの通信速度の平均値を比べ、最も速かったキャリアのメッシュ数をカウントし、表での比較を行った。データは全体像把握のためOSを区別せず、前回分析したときから5ヶ月経った2013年4月から6月までの最新のデータを利用している。

 前回と今回のグラフを比較してみると、NTTドコモとKDDIの平均スループットがグンと伸び、LTEだけを見るとKDDIが最も速く、最下位だったNTTドコモもソフトバンクモバイルと拮抗するぐらいまでになった。基地局の増強及びLTEに割く帯域幅も増え、100Mbps~112.5Mbpsのサービスを開始したことが影響したと思われる。3Gでは大きな変化はなく、スピードの差はW-CDMAとCDMA2000の通信規格上の差が出ているのだろう。

 また、メッシュ内の平均スループット比較の勝敗を見るための表にも注目していただきたい。前回ほぼ圧勝だったソフトバンクモバイルがだいぶNTTドコモ、KDDIに押されている。特にLTEにおいてはKDDIの方が優位という結果となっている。これはNTTドコモとKDDIにおけるAndroid端末のLTE は800MHz帯、いわゆるプラチナバンドを利用しているため、高速のLTEを捉えることが増えたことが一因と考えられる。

 このKDDIの快進撃はなぜなのか?またどのようになっているのか、今後更なる分析を行い、次回以降に紹介していきたい。

 3社のLTEのネットワーク計画は現在も進行中であり、今後この状況が変わる可能性はある。10月にはNTTドコモが下り最大150Mbpsを実現するLTE通信サービスを開始予定となっている他、KDDIでは秋以降の端末からUE Category4の対応で下り最大112.5Mbpsに対応していくことを発表している。ソフトバンクモバイルにおいては、ダブルLTEをはじめ、グループ会社でのさらなるシナジー効果を図り、ネットワークを強化してくると予想される。またキャリア・アグリゲートなど新たな高速化技術の登場が噂されており、ますます速く、快適になっていくだろう。今年も各社のネットワークの動向を注目していきたい。

<調査概要>
●利用データ:
スマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」の計測データ
●調査対象期間:2013年4月1日~2013年6月30日
●調査対象地域:総務省区分による関東、中部、関西
・関東:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
・中部:富山県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
・関西:福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
●調査対象:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルのスマートフォンにおける実測値
●サンプル数:
・関東 383,942件
・中部 115,189件
・関西 123,899件
●分析手法:2.5kmメッシュ、その中で計測された下り速度の平均値を参照
《RBB TODAY》

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