2012年10月から2013年4月まで放送されたアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のオープニングは、原作の世界観を再現、アニメ表現と癒合させた圧倒的なビジュアルで大きな話題を集めた。映像を産み出したのは、アニメーション制作会社の神風動画である。今回、『ジョジョ』のオープニングアニメと神風動画が、CEDEC AWARDS 2013のビジュアル・アーツ部門にノミネートされた。同賞は主にコンピューターゲーム作品やその技術、取組みなどに与えられる賞である。アニメ映像と制作チームがノミネートを果たすのは異例と言える。視聴者を驚愕させた映像がゲーム業界の分野でも評価されることになった。CEDEC AWARDSはゲーム開発技術の普及や産業の発展などを目的に、2009年に設立された。ビジュアル・アーツ部門は、優れた映像表現の作品や制作者に授与される賞だ。CEDEC AWARDSは、今回のノミネートの理由について「3Dの空間を生かした大胆な演出と、2Dアニメーションのキャラクター表現の融合」を理由に挙げた。本作のオープニングを「『ジョジョ』の世界観をより特徴的にアレンジし、読者のイメージを上回る表現と、心地よい疾走感のある演出は、ファンのみならず視聴者を惹きつける力がある」と評している。また「3Dの空間を生かした大胆な演出と、2Dアニメーションのキャラクター表現の魅力、そして荒木飛呂彦先生の描く劇画タッチの全てを見事に昇華した映像はまさに、神風動画の真骨頂と言える」と同社の持つ技術力を絶賛した。ビジュアル・アーツ部門はこれまで『Journey(風ノ旅ビト)』や『ICO』などのゲーム作品が受賞しており、ゲーム業界外からのノミネートは珍しいことだ。最優秀賞受賞者は「CEDEC 2013」の開催期間中である8月22日、パシフィコ横浜会議センター メインホールにて発表される。アニメ初の受賞はなるのか、期待したい。[高橋克則]『ジョジョの奇妙な冒険』http://jojo-animation.com「CEDEC AWARDS 2013」ビジュアル・アーツ部門ノミネートリストhttp://cedec.cesa.or.jp/2013/event/awards/nominate/VA.html
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