白井:新たにインターネットを導入する際、昔ほどFTTHとADSLでは料金差がなくなってきています。やはり映像などのコンテンツを楽しむには光回線のほうが断然有利です。「FTTHがそれなりの料金で利用できるのであれば利用したい」と考えているお客様に対し、家族へのご提案や利用シーンを含めて分かりやすく説明し、アプローチをかけていきたいです。今回、サポート部門でもアワードをいただいておりますが、我々のau one netでは、たとえば“安心ネットセキュリティ”(月額315円)という多機能セキュリティサービスや、接続や設定などを支援する“安心トータルサポート”(月額525円)というサービスもご用意しています。このような安心感も含めて、お客様にご提案していく方針です。
丸岡:先ほど申し上げたとおり、基本的な考え方としてはauスマートバリューによって料金のメリットを出し、家族がみんなでご利用したいという流れにもっていくことが重要だと認識しています。ちなみにauスマートバリューのお客様に対し、Android 4.0採用のセットトップボックス“Smart TV Stick”を2013年2月に発表しました。これは自宅のテレビがスマートテレビに簡単に変身するものです。ゲーム・エンターテイメントなどの人気アプリが取り放題の“auスマートパス”(月額390円)や、映画・ドラマ・アニメを好きなだけ観られるビデオパス(月額590円)を、家族と共にテレビで楽しむためのSTBです。このように家族全員で体感できる利便性や付加価値を出せる取り組みを具現化したいと考えています。