富士通は8日、SDN(Software Defined Networking)の考え方を、ネットワークだけでなくICT基盤全体に拡張し、ICT基盤全体をネットワークワイドに最適化する新たなアーキテクチャーを確立したことを発表した。
この新アーキテクチャー「FUJITSU Intelligent Networking and Computing Architecture」は、データセンター、広域ネットワーク、スマートデバイスという、特性の異なる3つのICT領域でリソースを仮想化し、ソフトウェアにより最適制御を実現するものだ。仮想化したリソースは「仮想インフラ層」と「分散サービス基盤層」の2つの階層で管理・制御することで、最適なサービスレベルを実現し、エンドユーザーの体感品質(Quality of Experience)を向上できるという。