ソネットエンタテインメント(So-net)は12日、日本SGIの協力のもと、新たな法人向けソリューションサービスとして、大規模なニーズに対応するクラウドストレージサービス「Big Data Cloudサービス」の提供を開始した。
「Big Data Cloudサービス」は、1契約1ファイルあたり最大8PB(8,000TB)まで利用可能なストレージ貸し出しサービス(最低利用容量は100GBより、プラス100GB単位での拡張が可能)。顧客企業の既存システム環境とクラウドストレージを、So-netが提供するネットワークサービスを用いて接続することで、rsync、FTP、CIFSの3つのプロトコルによるリモートアクセスを可能とし、利用環境によって選択できる。
また顧客側システムをSo-netのデータセンターに設置し、「Big Data Cloudサービス」にLANで接続することでアクセススピードが向上する。さらにシステムのストレージの一部を、「Big Data Cloudサービス」に退避することで、追加投資も抑制できる見込みだ。インターネット接続サービス(共有1Gbps)も含まれているほか、So-netが提供する法人向けISPサービス、専用線、VPN、広域イーサー等あらゆるネットワークニーズに対応する。