2026年2月、MLBドジャースの大谷翔平の愛犬・デコピンの活躍を描いた絵本『デコピンのとくべつないちにち』(ポプラ社)が、全国の主要書店およびオンライン書店にて発売される。

同作は、大谷がマイケル・ブランク氏と共同著者として書き下ろした初の物語だ。開幕戦の始球式を舞台に、家に忘れてきてしまったお気に入りの「ラッキーボール」を球場まで届けようと奮闘する愛犬デコピンの姿を、温かい眼差しで描いている。

読者は3歳から7歳までの子供とその家族、さらにはデコピンのファンまで、幅広い層が想定されている。大谷とデコピンは、この絵本による収益をすべて慈善団体に寄付する。ポプラ社もこの考えに賛同し、絵本の売上の一部を動物保護団体に寄付するという。
大谷は「デコピンは数多くの大切な時間を、僕のそばで過ごしてくれています。デコピンが特別である理由を今回、物語を通して伝えることができて嬉しいです。この絵本が子供たちに喜びを与えることを願っています。また、動物愛護団体への支援により、より多くの犬が愛する家庭を見つけることを望んでいます」とメッセージを寄せた。

物語のあらすじは次の通り。今日は待ちに待った開幕戦の日。デコピンは、なんと始球式を任されている。野球場にはホットドッグやとても広い「庭」があるし、お客さんがたくさんいる。きっと素敵な1日になるだろう。ところが、うそでしょ? ぼく、始球式に使うラッキーボールを家に忘れてきちゃった。デコピンは始球式までに、ボールをもって野球場に戻れるのだろうか。










