日本SGI、共有メモリ型スパコン群「SGI UV 2製品ファミリー」を発売 | RBB TODAY

日本SGI、共有メモリ型スパコン群「SGI UV 2製品ファミリー」を発売

エンタープライズ ハードウェア

「SGI UV 2000」ドアを閉じた状態
  • 「SGI UV 2000」ドアを閉じた状態
  • 「SGI UV 2000」ドアを開いた状態
 日本SGIは19日、主に先端科学研究をはじめとするハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)向けの共有メモリ型スーパーコンピュータ製品群「SGI UVファミリー」を刷新し、新たに「SGI UV 2製品ファミリー」の販売を開始した。

 「SGI UV 2」は、最上位モデル「SGI UV 2000」とエントリーモデル「SGI UV 20」の2モデルで構成され、従来製品と比較して、価格を最大40%抑えると同時に大幅に性能向上したのが特徴。ゲノム・バイオ、医学、環境、エネルギーなどの科学技術計算分野や自動車をはじめとする製造業のCAE分野などに向けた高速・高性能な計算プラットフォームとして提供される。

 「SGI UV 2」は、SGI独自のグローバル共有メモリ技術「NUMAflexアーキテクチャ」と、同じく独自のノード間接続技術「NUMAlinkインターコネクト」の実装により、ノード(ブレード型サーバ)ごとに搭載されたメモリを単一の巨大なメモリ空間として利用できる。シングル・システム・イメージで利用できるメモリ容量は業界最大で、従来製品の4倍となる64テラバイト(TB)となっている。クラスター型システムや標準的なSMPサーバでは処理困難な、大規模で複雑なモデルやデータセットを使用する科学技術計算やエンジニアリングアプリケーションも高速に実行できる。

 CPUは、4コア、6コア、8コアのインテル Xeon プロセッサーE5-4600製品ファミリーを、シングル・システム・イメージにおいて最大2,048コア搭載できる。将来的には4,096コアまで拡張予定。理論演算性能は、現行製品の約2倍の最大43.2テラフロップス(TFLOPS)。

 グローバル共有メモリ型のエントリーモデル「SGI UV 20」は、小規模なHPC用途や開発機として利用できるラックマウント型サーバ。「SGI UV 2000」と同じインテルXeon E5-4600を最大32コア搭載可能で、共有メモリは従来機「SGI UV 10」の1.5倍の最大1.5TBとなっている。両製品とも、オペレーティングシステムとして、SUSE Linux Enterprise ServerまたはRed HatEnterprise Linuxが選択可能。SGI UV 2000は7月出荷開始予定で、32コア/64GBメモリ構成が9,241,000円(税抜き) 、128コア/256GBメモリが32,352,000円(税抜き)。SGI UV 20は9月出荷開始予定で3,568,000円(税抜き)。
《冨岡晶》

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