19日、元プロサッカー選手のラモス瑠偉が自身の公式サイトを更新。ステージ3の直腸がんを患っていたことを明かした。
小学館が運営する週刊誌「週刊ポスト(NEWSポストセブン)」の取材で直腸がんステージ3を患っていたことを初告白したラモス瑠偉。19日には「《直腸がんステージ3を初告白》ラモス瑠偉が明かす体重20キロ減の壮絶闘病10カ月 “7時間30分”命懸けの大手術…昨年末に起きていた体の異変」と題した記事が公開されていた。
ラモスは自身の公式サイトで「体調について 取材をお受けしました。」と報告。今年2月に直腸がんステージ3の告知を受けたラモスは「ブラジルの家族や親しい友人らにも“心配をかけたくない”という強い思いから、病のことは公表せずにいました」と説明。一方で「治療や術後の経過も良好で、順調に回復に向かっている」ことから、同誌の取材に応じたという。
ラモス瑠偉は1957年2月9日、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。1977年に来日し、読売クラブ(現・東京ヴェルディ)でプレーした。日本サッカーリーグ(JSL)時代から中心選手として活躍し、Jリーグ開幕後もヴェルディ川崎でリーグ連覇(1993、1994年)などに貢献。引退後は東京ヴェルディ、FC岐阜などで監督・コーチを務め、ビーチサッカー日本代表監督としてもワールドカップで指揮を執った。2018年に日本サッカー殿堂入り。





