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アンチエイジングにかわる新発想「スマートエイジング」……牛窪恵氏に聞くトレンドの背景

エンタメ 調査
今後、「スマートエイジング」を実践していきたいと思いますか?
  • 今後、「スマートエイジング」を実践していきたいと思いますか?
  • オルビス「新アクアフォースエキストラライン」
  • 学研パブリッシング「楽しく回すだけ! エアなわとびダイエット」
  • 東銀座出版社「おもしろ算術 入門編」
 トレンド総研は14日、今後のエイジングに対する考え方のトレンドとして、「スマートエイジング」に関するレポートを発表した。

 従来は、加齢に対抗し進行を遅らせる「アンチエイジング」が注目されていたが、昨今、新たに「スマートエイジング」という概念が脚光を浴びているという。「スマートエイジング」は、加齢を「知的に成熟する人生の発展」としてポジティブに受け入れようという考え方。高齢化が進む日本においては、この考え方を特に重要視する識者も多く、高齢化社会に対する考え方のパラダイムシフトであるという意見もあるとのこと。

 そこで同社では8月23日~8月24日に、30~49歳の女性500名(全国)を対象に調査を実施。最初に、「スマートエイジング」という言葉を知っているかを聞いたところ、「よく知っている」が1.4%、「聞いたことはあるがよく知らない」が28.4%と、認知度は今1つだったが、「スマートエイジング」について説明をした上で、この考え方に共感するかを聞くと、85.2%の女性が「共感する」と回答した。

 また、「“スマートエイジング”の考え方が広まると、年齢に関係なく、元気でアクティブな女性がもっと増えると思いますか?」という質問に対しては、81.8%が「そう思う」と回答。さらに、「今後、“スマートエイジング”を実践していきたいと思いますか?」と聞いたところ、83.6%が「そう思う」と回答した。具体的な内容では、「趣味を楽しむ時間をつくる」(74.9%)、「バランスの良い食事を心がける」(68.2%)、「定期的に運動をする」(62.4%)、「スキンケアで年齢相応の美しさを保つ」(53.8%)などの回答が多かった。

 世代・トレンド評論家の牛窪恵氏は、「美容」分野では、“生理的な加齢に抗わず、自然かつスマートに年を重ねたい”という「スマートエイジング」の発想が、すでに定着しつつあると指摘。そのうえで、「2011年3月の東日本大震災以降、いざというときに自分で自分の身を守れる“体力”、そして“自分力”への関心も高まっており、外見だけでなく内面からも自分を高めたい、成長させたいという人々の想いが伺えます」とコメント。「今後も、向上心が強い女性たちを中心に、高齢期をより一層ポジティブに捉える動きはさらに活発になるのではないでしょうか」と結論づけている。

 実際すでに市場には、「スマートエイジング」の考え方を体現した商品も多数登場している。たとえばオルビスの新スキンケア商品「新アクアフォースエキストラライン」は、濃密なうるおいを時間差で届け続ける、新モイストリリースシステムを採用し、角層の深部にまで潤いを与える商品だ。同社製品の特徴である100%オイルカットスキンケアは、「肌が本来持っている力を引き出し、年齢に見合った美しさを体現していく」というもので、まさに「スマートエイジング」の考え方そのものだ。学研パブリッシング「楽しく回すだけ! エアなわとびダイエット」は、斬新なエクササイズができるプログラムを掲載している指南書。東銀座出版社 「おもしろ算術 入門編」は、暮らしにおける数の法則を解き明かし、「中高年の脳トレ」にも適した書籍となっている。
《冨岡晶》
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