2011年の国内バーチャルマシンソフト市場、前年比43.0%の高成長……IDC調べ
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
日立、仮想化やクラウド基盤に適した高性能ブレードサーバ新製品「BS540A」発表
-
VMwareがネットワーク仮想化のNiciraを買収、買収額は10億ドル
これによると、2011年の国内バーチャルマシンソフトウェア(ハイパーバイザー)市場規模は、前年比43.0%増の280億3,200万円、2011年~2016年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)は17.5%と予測された。一方、2011年の国内バーチャルクライアントコンピューティング市場規模は、前年比7.4%増の141億6,900万円、2011年~2016年のCAGRは7.4%と予測された。
国内バーチャルマシンソフトウェア市場の高成長は、節電対策やディザスターリカバリー対策として投資が増加したことが高成長を後押ししたと見られる。これを受けIDCでは、2016年には627億円市場に達すると予測している。
国内バーチャルクライアントコンピューティング市場の約80%はプレゼンテーション仮想化を実現するバーチャルユーザーセッション市場が占めており、2011年は3.6%増の成長にとどまった。デスクトップ仮想化を実現するデスクトップバーチャライゼーション市場は、構成比が約13%ではあるものの2011年の成長率は44.8%と高い数値を示しており、今後が期待される。