大阪ガス・三菱商事・シャープ、加オンタリオ州の太陽光発電事業へ共同参画 | RBB TODAY
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大阪ガス・三菱商事・シャープ、加オンタリオ州の太陽光発電事業へ共同参画

エンタープライズ 企業
一部サイトの完成予想図(リカレント社提供)
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 大阪ガス、三菱商事およびシャープの3社は15日、リカレント社(シャープ100%子会社)がカナダ・オンタリオ州にて開発を進めてきた大規模な太陽光発電事業を買い取り、今後3社で本事業を共同推進していくことについて合意した。

 この太陽光発電事業は、カナダ・オンタリオ州の全9か所で展開されていたもので、合計約10万キロワットの発電規模となっている(年間発電量110百万kWh オンタリオ州約10,000世帯の電力需要に相当)。

 カナダ・オンタリオ州政府は、2009年にクリーンエネルギー計画を策定し、環境負荷の大きい石炭火力発電から、風力、太陽光、バイオ・エネルギーといった、よりクリーンなエネルギー源を活用した発電への転換に取り組んでいる。同計画に基づいて同州が導入しているクリーンエネルギー固定価格買い取り制度に則り、本プロジェクトは発電電力をオンタリオ州電力公社に、1キロワット時当たり0.443カナダドル(約35円)で20年間にわたって売電する。

 大阪ガス、三菱商事、シャープは、カナダに共同で設立する会社を通して、大阪ガス44.95%、三菱商事44.95%、シャープ10.1%の割合で本事業に出資。商業運転は本年末から2013年末にかけて順次開始する予定だ。
《冨岡晶》
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