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ブラウザ搭載テレビ……放送通信連携に向けNHKが開発

IT・デジタル テレビ
Hybridcastの展開
  • Hybridcastの展開
 NHKは10日、メーカー5社(※)の協力を得て、Hybridcast(ハイブリッドキャスト)受信機を開発したと発表した。NHKは放送と通信を連携させることで、より魅力的なサービスの提供を可能とするHybridcastの研究開発を進めている。

 Hybridcast受信機には、次世代標準としての策定が進められている HTML5ブラウザ機能を搭載することによって、通信との親和性をより一層高め、多彩な放送通信連携サービスを実現する。

 これによって、テレビの大画面で家族みんなが放送番組を楽しみながら、手元のタブレット端末では個人の趣向に合った情報を見るなど、さまざまな視聴スタイルを提供できる。さらに、視聴中の放送番組に関連する追加コンテンツを通信経由で受信し、放送番組と合成表示することによって、自分の好みに応じた番組の楽しみ方も可能だ。このほか、緊急地震速報などの重要な放送を優先して表示するなど、信頼できる情報を確実に提供するための仕組みも備えるという。

 今回開発したHybridcast受信機は、5月24〜27日に開催する放送技術研究所の一般公開で見ることができる。

※:シャープ、ソニー、東芝、パナソニック、三菱電機
《RBB TODAY》
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