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NTTデータ、OSS統合運用管理ソフト「Hinemos Ver.4.0」をリリース……ジョブ管理機能やクラウド環境対応を強化

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  • 「Hinemos ジョブマップ」オプション画面イメージ
 NTTデータは、同社が提供するOSS(Open Source Software)統合運用管理ソフトウエア「Hinemos」(ヒネモス)の新バージョン(Ver.4.0)を25日にリリースする。

 今回提供を開始する「Hinemos Ver.4.0」には、「Hinemos ジョブマップ」オプションのリリースをはじめとした多くの機能拡充・改善が含まれる。「Hinemos ジョブマップ」により、システム運用における定常業務の自動実行の設計や、自動実行した際の進行状況の把握をグラフィカルな配置図上で行えるようになる。

 これらの視覚的・直観的な運用が可能となることで、システム運用担当者の業務負荷の軽減につながり、OSSであることによる製品導入コストの低減と合わせ、システムの運用管理に関わるトータルコストの抑制が可能となる。

 Hinemos Ver.4.0の主な特徴としては、「ジョブ管理機能の強化」が挙げられる。
 新機能の「Hinemos ジョブマップ」により、視覚的にわかりやすい画面を用いたジョブ管理が可能。ドラッグ&ドロップなどのマウス操作によるジョブネットの作成や、ジョブネットの実行状態に応じて色分けされた画面による容易な現状把握が実現する。

 それに併せて、旧バージョン(Hinemos Ver.3.2)と比較して10倍以上ジョブ実行性能が向上しており、同社の検証環境測定では500個のジョブの同時実行でも問題無く動作することを確認したという。

 またクラウド環境やデータセンターへの対応強化も新バージョンのトピック。1マネージャーあたり、旧バージョン(Ver3.2)と比較して10倍~20倍以上である1,000台を超えるサーバーの管理が可能となった。また、ネットワーク要件への対応強化も図り、Hinemosと管理対象サーバー間で使用する通信方式をユーザーが扱いやすい「HTTP」へ変更されたことにより、NATやファイアウオール等が導入されたシステムへの導入が容易となった。また、従来バージョンでは一部機能に限定されていたIPv6への対応を全機能へ拡大し、データセンターをはじめとしたIPv6化が進む環境への導入に際しても全機能が利用可能となる。

 機能の改善・拡充のポイントとしては、Windowsサービス監視機能やサービス・ポート監視機能、性能収集機能の向上が図られた。Hinemos Ver.4.0および関連製品の対応版は25日より順次の提供が開始される予定。
《RBB TODAY》
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