Facebookの投資を受けるWildfire、日本市場進出の経緯を聞く | RBB TODAY

Facebookの投資を受けるWildfire、日本市場進出の経緯を聞く

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Wildfireビジネス開発部長のVikas Jain氏
  • Wildfireビジネス開発部長のVikas Jain氏
  • マーク・ザッカーバーグからも信頼と評価を受けているWildFire社
  • WildFireのソーシャルメディア向けマーケティングプラットフォームの機能
  • プレゼンテーションでは採用事例を紹介
  • 柔軟性の高いデザイン編集機能も特徴
  • この3月にモバイルデバイス向けのテンプレートも提供を開始した
 トランスコスモスは、同社が提供する「ソーシャルメディアプロモーション支援サービス」において、Facebookキャンペーンのスマートフォン・タブレット対応を開始した。提携する米国Wildfire Interactive(以下 Wildfire)が開発したテンプレートを活用する。

 Wildfireは、カリフォルニア州レッドウッドのソーシャルメディアマーケティング企業。Facebook(fbFund)が投資をしている唯一のマーケティング会社であり、2011年6月にトランスコスモスは同社との提携を発表し、ソーシャルメディアマーケティングプラットフォーム「ソーシャルマーケティングスイート」の日本向けの提供を開始している。

 渋谷のトランスコスモス本社で開かれた会見に同席したWildfireビジネス開発部のVikas Jain氏に、トランスコスモスとの提携に至る経緯や事業展開の戦略、日米のソーシャルメディア活用の違いなどについて話を聞いた。

----:なぜ日本でのパートナーにトランスコスモスを選んだのか。

Jain氏:それまで我々は日本でまったく存在感がなかった。日本でサービスを迅速に立ち上げるために、協業できるパートナー企業をを探していたが、重視したのは当社のビジネスの成長をサポートしてくれるか、ということ。その点、トランスコスモスはサービスから収益を得るだけでなく、顧客に対して商品を進めてくれる立場にあった。また、パロアルトにもサテライトオフィスを持っていたり、米国の会社と協業した実績も考慮した。

----:日本と米国とではソーシャルメディアの使われ方に違いを感じるか?

Jain氏:違いを感じることいくつもある。日本ではFacebookをビジネス上でつながりを持つため、米国ではそういった場合たいていLinkedInを使う。また、Facebookでシェアされている話の内容も異なる。日本人は食べ物の写真を撮るのがすごく好き(笑)。米国では家族の写真を中心だ。また、米国情報を提供をするのにややこしいことにしたがらない。一方、日本人はフィードバックを詳細に盛り込んでくれる。Facebookのアクセスについても、米国の場合は自宅のPCから入るのに対して、日本では通勤・通学時間にモバイルからアクセスすることが多い。すぐ思いつくのはそれくらいだが、もっとたくさんあると思う。

----:日本以外の他の市場では、どのように進出するのか。日本のように現地のパートナー企業と組んで展開することが多いのか。

Jain氏:市場に出ていくのに、3つの方法がある。まず1番目は自分たちのサテライトオフィスを開設する。英国の場合はこれに当たる。2番目は小規模なセールスオフィスを作り、2名程度の社員を常駐させ現地の協力会社とも組む。3番目は、(Wildfireでは社員を常駐させずに)パートナーと提携するというパターンだ。

----:協力会社と組むのは言語の違いが大きいからか。

Jain氏:言語に加えて、カルチャー、ネットワークの違いが大きな理由。時としてはは法的な理由が絡むときもある。また、出ていく市場のキーパーソンを知っているかどうかでビジネスのやり方がおおきく変わってくる。オペレーションには非常に時間がかかるうえ、自社で優秀な人材を雇うのもたいへんな労力。迅速に物事を進めることができるか、というのを重視している。
《北島友和》

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