文部科学省は15日、ロシアの火星衛星探査機「フォボス・グルント」の大気圏再突入に関して、日本上空を通過する予測時間と軌道を発表した。 「フォボス・グルント」は日本時間1月15日23時52分から16日4時40分の間に大気圏に再突入すると予想されている。公開された軌跡図では、16日0時40分頃に北西から南東にかけて東北地方上空を、同2時10分頃沖縄と九州の間の上空を通過する見込みだ。日本上空で再突入する可能性は完全には否定できず、今後の情報に注意が必要としている。