15年後に40万円増!保護者の関心集める国立大学の授業料!!
エンタープライズ
その他
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
「デジタル教科書」導入に向けて本格検討…DiTTシンポジウム
-
指紋捜査の精度を向上! 早稲田大の指紋検出技術
財務省では10月26日の財政制度等審議会財政制度分科会で、安定的な国立大学法人運営のためとして、2031年度まで運営費交付金を毎年1%削減し、自己収入を毎年1.6%増加させ、運営費交付金への依存と自己収入を同じ割合とする長期試算を提示している。
今回の国立大学授業料の試算は、この財務省の長期試算をもとに算出されたもの。12月1日に開催された衆議院の文部科学委員会(閉会中審査)の中で、日本共産党議員の質問に答える形で示された。
国立大学の授業料は、平成27年度標準額で年額53万5,800円。国立大学の自己収入増を授業料値上げで補填すると、毎年2万5,000円程度、15年後には約40万円増の約93万円に上がるという。
文部科学省によると、今回の試算は委員会答弁用にまとめたもので、特に今後公表する予定などはないという。国立大学の学費の値上げに関する試算については、日本共産党でもホームページ上で「安倍政権による学費の連続値上げは許さない」と題して公表している。
国立大学の授業料、15年後は40万円増の93万円に値上がりか…文科省試算
《奥山直美》