米セールスフォース・ドットコムおよびNTTコミュニケーションズ（NTT Com）は14日、セールスフォース・ドットコムの東京データセンターが稼働開始したことを発表した。両社は、2010年10月5日に東京データセンター開設で合意したことを発表している。 セールスフォース・ドットコムの東京データセンターは、NTT Comが有するデータセンターを使用し、日本およびアジア太平洋地域の市場で急速に広がりつつある、セールスフォース・ドットコムの顧客ベースのソーシャルエンタープライズをサポートするものとなっている。また東京データセンターは、セールスフォース・ドットコムの北米データセンターが100％バックアップを行っている。なおセールスフォース・ドットコムは、現在およそ3,500台のサーバで全世界100,000社以上の顧客をサポートしている。 東京データセンターは、セールスフォース・ドットコムが全世界で適用している仕様に厳格に従って構築されているほか、カーボン排出量の最小化を実現しているという。 セールスフォース・ドットコムの会長兼CEO（最高経営責任者）のマーク・ベニオフ氏は「現在も世界中で急成長している顧客ベースへのソーシャルエンタープライズの導入を支援するため、弊社はこれからも引き続き世界のデータインフラストラクチャの拡充を進めていきます。弊社が信頼を寄せるパートナー、NTT Comとともに東京データセンターを開業したことは、弊社が長期にわたり日本およびアジア太平洋地域のお客様を支援することへ確固とした姿勢で取り組んでいることの証です」とのコメントを寄せている。
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