赤い満月を見逃すな!明日夜、全国で皆既月食…11年振りの好条件 | RBB TODAY
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赤い満月を見逃すな!明日夜、全国で皆既月食…11年振りの好条件

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2000年7月16日に撮影された「皆既月食」
  • 2000年7月16日に撮影された「皆既月食」
  • 今回の月食の経過時刻
  • 月食が起こる仕組み
  • 地球の影に対する月の動き
  • 月が赤黒く染まる理由
 明日12月10日の夜、日本全国で皆既月食が観察できる。国立天文台によると、晴れていれば日本中で皆既月食の初めから終わりまで見ることができ、このような好条件の月食は約11年振りとのことだ。

 月食の開始は10日の21時45分から(部分月食)。そこから徐々に月が欠けていき、23時5分には、月が地球の影にすっぽり入り「皆既月食」が始まる。その後、月は23時58分に影の反対側に達して影から出てくる。そして徐々に欠けている部分も小さくなり、翌11日の1時18分には部分月食も終わりとなる。なお、月食が確認できる時間は全国共通だが、各地の月の出や月食中の月の位置については、国立天文台暦計算室の「月食各地予報」で確認できる。

 月食は肉眼でも十分観察でき、10日の21時45分頃に南東の空を見上げれば、簡単に見つけることができるとされている。もちろん、双眼鏡や望遠鏡を使っての観察も可能。また、インターネット中継も数多く予定されており、Ustreamでは、九州や兵庫、北海道など全国の月食の様子が生中継される。気象庁の予報(9日15時現在)によると、北海道や東北の日本海側、北陸地方では曇りや雪の心配があるが、太平洋側では概ね晴れる地域が多くなっている。

 次の皆既月食は世界全体で考えても2014年まで起こらないとされ、国立天文台では、今回の皆既月食は頻繁には訪れない絶好の機会、ぜひ機会を逃さずに観察してほしいとしている。
《白石 雄太》
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