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NEC、クラウド型共通ソフト開発環境「ソフトウェアファクトリ」に「プログラマブルフロー」を導入

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
ソフトウェアファクトリ プログラマブルフロー導入イメージ
  • ソフトウェアファクトリ プログラマブルフロー導入イメージ
  • 「OpenFlow」をベースにNECが独自に研究開発したアーキテクチャ「プログラマブルフロー」
 日本電気(NEC)は28日、自社のクラウド型共通ソフトウェア開発環境「ソフトウェアファクトリ」に、新ネットワーク制御技術「OpenFlow」に対応したネットワーク製品「UNIVERGE PFシリーズ(プログラマブルフロー)」を導入したことを発表した。

 「ソフトウェアファクトリ」は、2009年より導入された、NECグループにおけるクラウド型の共通ソフトウェア開発基盤。サーバや開発ツール、ソフトウェア資産、テンプレートなどを集中管理し、ソフトウェア開発の標準化、自動化を推進するもので、東日本と西日本の2つのデータセンターに開発環境を分散し、おのおののデータセンターで仮想サーバを作成、互いにバックアップする体制をとっている。

 今回、東西のデータセンターにプログラマブルフローが導入されたことにより、データセンター間で自動的に最適な通信経路が設定されるため、仮想サーバの配置を、両データセンター間で柔軟に行うことが可能となった。仮想サーバを一方のデータセンターで起動させるだけで、PFC(プログラマブルフローコントローラ)が自動的に最適な経路設定を行うほか、リソースが逼迫したときやメンテナンス時、また万一の大規模災害等により被災した場合でも、仮想サーバをもう一方のデータセンターで、容易かつ短時間で稼働できる。これにより、BCP対策が強化されたほか、運用の効率化やシステムの信頼性向上、ソフトウェア開発のQCD(Quality/Cost/Delivery)向上を実現したとのこと。

 さらに、プログラマブルフローのネットワークを可視化できるという特長を活かし、通信状況をGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)で表示させ、東日本および西日本のデータセンターでのソフトウェアファクトリを一元管理できようになった。
《冨岡晶》
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