文部科学省は23日、公式Facebookで米国衛星UARSの再突入予測期間の地上軌跡を公開した。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が試算したもので、大気圏への再突入で落下の恐れがある23日午後(日本時間:24日1時~13時)の範囲で、UARS軌道を地表面に投影した軌跡となっている。再突入は23日(米国時間)のどこかになるだろうと予想されているが、NASAでは依然、時間と場所を特定していない。NASAによると「北アメリカを通らないであろう」とのことが、JAXAではその理由も不明としている。 UARSは燃え尽きずに破片が落下する恐れがあることから、その動きに注目が集まっている。