「スマートフォン市場は黎明期、十分に挽回できる」……日本マイクロソフト 樋口社長 | RBB TODAY

「スマートフォン市場は黎明期、十分に挽回できる」……日本マイクロソフト 樋口社長

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Windows Phone 7.5の特徴について説明する樋口氏
  • Windows Phone 7.5の特徴について説明する樋口氏
  • 日本マイクロソフト樋口氏と片瀬那奈さん
  • 日本マイクロソフト代表執行役・社長の樋口泰行氏
  • 日本マイクロソフト代表執行役・社長の樋口泰行氏
  • KDDIの執行役員・商品統括本部長の牧俊夫氏
  • タレントの片瀬那奈さん
  • IS12Tの印象について語る片瀬那奈さん
  • タレントの片瀬那奈さん
 日本マイクロソフトは25日、Windows Phone 7.5搭載スマートフォン「Windows Phone IS12T」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)がKDDIから発売されるのにあわせ、都内で発売記念イベントを開催した。

 IS12Tは、Windows Phone 7シリーズ初の日本市場向け機種として発売されるもので、バージョン7.5のWindows Phoneを搭載した端末が発売されるは世界でもこれが初となる。イベントはヨドバシカメラマルチメディアAkibaとビックカメラ有楽町店の2カ所で行われ、両会場で日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏、KDDI執行役員商品統括本部長の牧俊夫氏、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ代表取締役社長の大谷信雄氏が登壇したほか、最新家電好きとしても知られるタレントの片瀬那奈さんがゲストとして招かれた。

 日本マイクロソフトの樋口氏が、従来の携帯電話とも他のスマートフォンとも異なる「Metro UI」を説明すると、IS12Tを発売前に試用したという片瀬さんは「スマートフォンって難しい、起動に時間がかかるというイメージがあったけど、そういうストレスがまったくなくて簡単、速い。こんなにスマートフォンって使いやすくなったんだなと感じた」とコメント。これまで選んできた携帯電話では「防水」「画質」の2点が譲れなかったが、IS12Tはいずれも優れており、「しかもかわいい。ピンクが好きだけど、自分の気に入るピンク色はなかなかなかった。これは“ジャケ買い”してしまいそうになるくらい」と、カラーリングについても好印象を示していた。

 樋口氏は、「Windows Phoneは、今のスマートフォンはどうあるべきかを根本的に見直し、ゼロから作りなおしたもの。追いかける立場ではあるが、その分大変出来の良いOSになった。後発なのでアプリの数だけは他に比べまだ少ないが、急速に増えているし、それ以外に負けているところはないと考えている。スマートフォン市場はまだ黎明期であり、これから十分挽回できる」と話し、社を挙げて携帯電話市場での巻き返しに取り組む決意を表明した。

 KDDIの牧氏、富士通東芝モバイルコミュニケーションズの大谷氏はそれぞれ、「アメリカ製のソフトが、日本のメーカーの端末、日本の通信事業者から世界で初めて発売されるというのは感慨深い」(牧氏)、「富士通、東芝の携帯事業統合前から両社チームが一丸となって開発した。防水、画像処理、音声処理といった日本の技術が織り込まれている」(大谷氏)と述べ、日本が多言語対応版Windows Phoneの最初の市場になったことの意義を強調。また、今年のスマートフォン市場ではAndroidが優勢だが、両社はWindows Phoneはこれまでのスマートフォンのコアユーザーよりも広い範囲のユーザー層にリーチできるOSであるとの認識を示し、次のようにコメントした。

 「Androidはアプリも含めいろいろな可能性があるという意味でスマートフォンに合ったOS。一方、Windows Phoneを最初見たときは、幅広い層に使ってほしいOSであり、ユーザーが自分でカスタマイズするのではなく、ユーザーが求める、簡単に使いこなせるスマートフォンを形にしたものだと感じた。マーケットを広げるためにはAndroidだけでなくWindows Phoneをラインナップに加えることが必要だと考えている」(KDDI・牧氏)

 「性格がまったく違う。Androidは完全にオープンで無数のアプリが自由に動く世界だが、Windows Phoneはマイクロソフトによってしっかりと作られており、セキュリティも含め安心して使える。今後スマートフォンを求めてお客様がいろいろな選択をする中で、このように選択肢が増えるのは素晴らしいことだ」(富士通東芝・大谷氏)
《日高彰》

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