凸版印刷、「電子的割符」とICカードを活用し、オフラインでも機密情報を扱えるサービスを開発 | RBB TODAY

凸版印刷、「電子的割符」とICカードを活用し、オフラインでも機密情報を扱えるサービスを開発

 凸版印刷は20日、秘密分散技術である「電子的割符技術」とICカードを活用し、オンラインとオフラインの両方の環境で、機密情報の保管・復元を可能にするデータ分散保管サービスを発表した。自治体、生保・損保業界や医療機関などに向けて6月下旬より販売を開始する。

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オンラインとオフラインに対応する電子的割符技術を利用したデータ分散保管サービス
  • オンラインとオフラインに対応する電子的割符技術を利用したデータ分散保管サービス
 凸版印刷は20日、秘密分散技術である「電子的割符技術」とICカードを活用し、オンラインとオフラインの両方の環境で、機密情報の保管・復元を可能にするデータ分散保管サービスを発表した。自治体、生保・損保業界や医療機関などに向けて6月下旬より販売を開始する。

 「電子的割符技術」は、情報を複数の分散されたデータに分散保存し、その分散されたデータを結合することで、元の情報が取り出せる「秘密分散技術」の一種。分散されたデータの一部だけでは、元の情報は復元できない。 今回、凸版印刷が開発したサービスは、オンラインとオフラインの両方の環境に対応したデータ分散保管サービスとなる。PC内部とICカードに電子的割符技術で分割したデータをそれぞれ保管することで、インターネットに未接続の環境でも、セキュアな機密情報の保管・復元を可能にした。

 オンライン環境で利用する場合は、分割したデータをインターネット上の保管庫とICカードに分散保管。ICカードがなければデータを復元・利用できないというセキュアな環境も実現できる。電子的割符技術で分割したデータの、ICカードへの格納を必須とすることもできる。これにより複数のユーザーがインターネット上の保管庫のID・パスワードを共有している場合でも、ICカードがなければデータの復元を不可能にしたとのこと。

 凸版印刷は、NRIセキュアテクノロジーズが提供しているデータ分散保管サービス「SecureCube / Secret Share」と組み合わせ、本サービスを開発。また本サービスにはグローバルフレンドシップの「GFI電子割符」が採用されている。なお、オンラインとオフラインに対応する電子的割符技術を利用したデータ分散保管サービスは、業界初だという。

 初期設定費用は無料~(設定内容により変動)で、電子的割符用のクライアントソフトウェア価格が3万円/台、サービス利用費用が1ユーザー・5GB(クラウドの場合)で1,700円/月(ICカード費用、ICカード発行費用、リーダライタ費用などが別途必要)。
《冨岡晶》

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