【地震】医師の42%、今後震災の影響で患者にPTSDと予想……QLife調べ | RBB TODAY

【地震】医師の42%、今後震災の影響で患者にPTSDと予想……QLife調べ

ブロードバンド その他

大震災による心因的病状悪化
  • 大震災による心因的病状悪化
  • 「心因的病状悪化」の具体的内容
  • 今後、担当患者にPTSDがみられる可能性
 QLife(キューライフ)は28日、東北地方太平洋沖地震の発生を受け、「大震災の医療現場への影響実態調査」の結果を発表した。対象者は、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の医師252名(診療所開業医82人、病院勤務医170人)調査期間は24日~25日。

 まず「大震災に関連すると思われる“心因的な病状悪化”が見られる患者さんはいますか」という質問には、55%が「見られた」と回答。東京でも57%が「見られた」と回答しており、直接の被災地ではない地域においても精神面へのダメージが見られる患者が多いという結果となった。

 また「心因的な病状悪化」があるとする患者の属性/類型を、「小児」と「大人」のそれぞれについて尋ねたところ、「小児」では「喘息」や「発達障がい」の患者に多いという結果に。男女や年代での傾向は見られなかった。また「大人」では、女性が圧倒的に多く、年代別では高齢者が多いという結果になった。印象的であった症例として、「不眠」「めまい・浮遊感」「血圧の上昇」の順で多くあげられた。

 患者の不安を軽減するために、トランキライザーなどの向精神薬を新たに処方または増量したという医師は34%だった。患者の不安の原因としては、「余震が続く」(19.8%)、「悲惨な映像が繰り返される」(13.5%)、「震災に関して漠然と」(9.1%)、「被災地域に肉親や知人がいる」(7.9%)などとなった。

 また主な被災地域でないにも関わらず、自分の患者に「今後PTSD(心的外傷後ストレス障害)が見られる可能性」については、13.1%が「ほぼ確実」、29.0%が「可能性は高い」、42.9%が「可能性は低い」、15.1%が「おそらくゼロ」と回答した。
《RBB TODAY》

関連ニュース

特集

page top