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ALSI、ファイル暗号化「DocumentSecurity Ver. 4.0」発売……クラウド環境や改正不正競争防止法へ対応

エンタープライズ セキュリティ
DRM機能では、印刷可否・印刷回数まで設定可能
  • DRM機能では、印刷可否・印刷回数まで設定可能
  • 文書・役職別の編集権限設定に対応
 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は9日、企業・官公庁向けファイル暗号化ソフト「DocumentSecurity(ドキュメントセキュリティ)」をバージョンアップし、新バージョン「4.0」を3月31日より販売開始することを発表した。

「DocumentSecurity」は、2003年発売開始で、企業や官公庁を中心に34万ライセンスが導入されている。今回のバージョンアップでは、「Microsoft Office2010」および「Adobe Reader X」「日本語版Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition」に対応したほか、クラウド導入時のセキュリティ対策や「改正不正競争防止法」への対応が行われた。

 ファイルごとに閲覧、 閲覧回数、編集、暗号化解除、持ち出し、印刷、印刷回数、有効期間、自動破棄などの権限設定が可能で、文書のアクセス権を、情報の内容や社員の役職等に応じて制御することもできる。たとえば、役員はすべてのファイルに対し、閲覧・編集の権限を持つが、一般社員は企業の極秘文書、機密文書は閲覧できない等、文書の重要度と職位・職責応じ柔軟にアクセス権の設定が可能。また「DocumentSecurity」はファイル単位で高度なデータ暗号化を実現するため、万が一、メールの誤送信やウイルス感染をしてしまった場合でも、情報漏洩や、漏洩後の流出・改ざんを防止することができる。

 また2010年7月より施行された、企業の秘密情報漏洩に関わる「改正不正競争防止法」にも対応。アクセスが制限され、秘密として管理されていること(秘密管理性)、事業活動に有用な技術上または営業上の情報であること(有用性)、公然と知られていないこと(非公知性)といった項目に対応し、持ち出し制御や履歴管理などを搭載している。さらに2007年3月に改正された、経済産業分野対象の個人情報保護法ガイドラインにも対応している。

 価格は、DocumentSecurityが551,250円~(税込)、DocumentSecurity BASIC/暗号Editionが225,750円~(税込)。言語としては日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、ドイツ語、フランス語、チェコ語のOSに対応する。
《冨岡晶》
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