エントリー層狙う一眼レフ!キヤノン、「EOS Kiss X5」「EOS Kiss X50」を投入 | RBB TODAY

エントリー層狙う一眼レフ!キヤノン、「EOS Kiss X5」「EOS Kiss X50」を投入

 キヤノンマーケティングは7日、本社で春のデジタルカメラ新製品発表会を開催した。

IT・デジタル デジカメ
キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏
  • キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏
  • キヤノン 常務取締役イメージコミュニケーション事業本部長の真栄田雅也氏
  • シーンインテリジェントオート
  • シーンインテリジェントオート
  • 表現セレクト
  • ビデオスナップ
  • バリアングル液晶モニター
  • 操作部をグリップ側の配置(X50)
 キヤノンマーケティングは7日、本社で春のデジタルカメラ新製品発表会を開催した。注目はデジタル一眼レフカメラでどんな製品を投入してくるかだったが、紹介されたのは、エントリー層向けの「EOS Kiss X5」と「EOS Kiss X50」であった(動画:関連記事)。

 会見の冒頭に登壇したキヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏は、2010年を振り返りコンパクトカメラ、デジタル一眼レフカメラ、ビデオカメラでそれぞれシェアNO.1を獲得、カメラ全体でも7年連続NO.1となり「不動の地位を築いた」と自信を見せた。その一方で、スマートフォンなどカメラ機能が充実してきた背景をとらえながら、むしろユーザーのカメラ需要の拡大をチャンスととらえ、新たなカメラファンを作り出す必要性を訴えた。
 
 同社の新「EOS Kiss」の戦略は、「EOS Kiss X5」でボリュームゾーンのファミリー層を、「EOS Kiss X50」で増加する若年層の新規ユーザーを獲得することだ。キヤノン 常務取締役イメージコミュニケーション事業本部長の真栄田雅也氏は、まず「EOS Kiss X5」について説明した。EOSに初搭載の“シーンインテリジェントオート”は、EOSシーン解析システムという撮影シーンを解析する技術をもとにしたもので、AEをはじめPicture Styleにも“オート”を適用。夕景はオレンジが鮮やかに、自然の風景はより鮮明に撮影することが可能となっている。また「くっきり鮮やかに」「ふんわりやわらかく」など撮影者が思い描いているイメージを手軽に反映可能な“表現セレクト”、新たに魚眼風を加えたり、ソフトフォーカス、トイカメラ風、ジオラマ風、ラフモノクロなど写真表現が味わえる“クリエイティブフィルター”、上位機種であるEOS 60Dで搭載され、撮影シーンに合わせた縦横比で構図の自由度を広げる“マルチアスペクト機能”を特徴のひとつとして挙げられた。またビデオスナップ機能では秒数を決めて撮影した複数のファイルをつなげショートムービーを作成。フルHD撮影時には約3~10倍の拡大撮影が可能だ。なお、動画を撮影しやすくするためにバリアングル液晶モニターをEOS Kissシリーズに初めて搭載している点も紹介された。「EOS Kiss X50」では、ISO6400までの高感度や最高約3コマまでの連続撮影に対応。デザイン的には、大き目の操作部をグリップ側背面(液晶右)に集中することで、直感的な操作に配慮した。

 なお、EOS Kiss X50にはレッドのカラーバリエーションが登場している。価格と発売日は以下の通り。

・EOS Kiss X5・ボディ 想定市場価格:9万円前後(税込) 3月3日発売予定
・EOS Kiss X5・EF-S18-55mm IS II レンズキット 想定市場価格:10万円前後(税込) 3月3日発売予定
・EOS Kiss X5・ダブルズームキット 想定市場価格:13万円前後(税込) 3月3日発売予定

・EOS Kiss X50・ボディ 想定市場価格:5万円前後(税込) 3月下旬発売予定
・EOS Kiss X50・EF-S18-55mm IS IIレンズキット 想定市場価格:6万円前後(税込) 3月下旬発売予定
・EOS Kiss X50・ダブルズームキット 想定市場価格:9万円前後(税込) 3月下旬発売予定
・EOS Kiss X50・こだわりスナップキット 想定市場価格:7万円前後(税込) 3月下旬発売予定

 質疑応答でミラーレスについて聞かれた真栄田氏は「小型軽量化は常にプライオリティーの高いものだ。ミラーレスもその選択肢のひとつだが、あらゆる面から検討しうている」と明言を避けた。また、デジカメの価格下落という現状について、キヤノンマーケティングジャパン専務取締役の佐々木統氏は「(コンパクトカメラは)価格が下がったが数からいうと大きく伸びていない。経済状況からすると価格対応はやっていかなければいけないが、基本的には高付加価値の商品を出しながら単価アップは計っていきたいと思っているし、それなりの商品を開発していきたい」とコメントした。
《RBB TODAY》

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