キヤノン、スライド式液晶でタッチ操作とキー入力に両対応の電子辞書 | RBB TODAY
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キヤノン、スライド式液晶でタッチ操作とキー入力に両対応の電子辞書

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「wordtank Zシリーズ」
  • 「wordtank Zシリーズ」
  • 「wordtank Z900」
  • 「wordtank Z400」
  • 「wordtank Z400」のホワイト/ブラック/ピンクの3色カラバリ
 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2日、電子辞書「wordtank(ワードタンク)」の新製品として、フラット・スライド・チルトの3WAYで使える「Zシリーズ」など4機種を発表した。

 Zシリーズは3機種をラインアップし、価格はオープン。中国語学習者向け「wordtank Z900」は3月中旬からの発売で予想実売価格は43,000円前後、中国語学習初級者向け「wordtank Z800」は3月中旬からの発売で予想実売価格は35,000円前後、高校生~社会人向け「wordtank Z400」は3月上旬からの発売で予想実売価格は35,000円前後。

 コンパクトモデル「Sシリーズ」は「wordtank S510」の1機種となり、2月下旬からの発売で価格は15,750円。

 Zシリーズは、4.3型タッチパネル液晶ディスプレイ(解像度480×272ピクセル)を搭載。ディスプレイ部をスライドさせると入力キーボードが現れる設計で、ディスプレイはチルト式。フラットな状態でのタッチ操作と、スライドさせたキー操作に対応する。

 全文検索機能では、見出し語のほかに例文や成句、解説文などを一括で検索することも可能。ディスプレイ部は手書きスペースとして使用でき、英・中・日の言語を認識。ひらがな/カタカナ/単漢字/英単語の認識に対応し、国内のIC型電子辞書で業界初として(同社調べ2011年2月2日現在)、英単語の筆記体での手書き検索も可能とした。

 また、発音比較やボイスレコーダーとして使えるクリアレコーディング機能を搭載。microSDカードスロットを装備し、カード内の写真/動画/音声ファイルを再生できるフォトビューアー・メディアプレーヤー機能を備えた。

 Z900は、「中日大辞典 増訂第二版」など19種類の中国語コンテンツを収録し、中国語学習の中・上級者や、ビジネスユーザー向けのモデル。小学館と講談社の中日/日中辞典をそれぞれ収録した。また、中国社会科学院の中中辞典「現代漢語詞典 第4版」や中国語検定試験対応教材、中国語のネイティブ発音約68,000語を収録し、音声機能での中国語学習も可能とした。

 英語学習用には「ジーニアス英和大辞典」や「リーダーズ英和辞典 第2版」「リーダーズ・プラス」などを収録。TOEIC対策模試や英単語・熟語集も収め、聞いて覚える「英単語キクタンTOEIC Test Score 600/800/990」などTOEICハイスコア得点をサポートするコンテンツも網羅した。

 Z800は、中国語コンテンツを14種類に厳選した中国語学習初級者向けモデル。「中日大辞典 増訂第二版」や「中日辞典 第2版/日中辞典 第2版」、「現代漢語詞典 第4版」をはじめ、中国語検定試験教材、中国語のネイティブ発音約68,000語を収録。音声機能での中国語学習も可能とした。

 英語では、「ウィズダム英和辞典 第2版/ウィズダム和英辞典」や「オックスフォード現代英英辞典 第8版」を収録し、旅行の必須フレーズや実際の会話で使える用語を搭載した「旅の指さし会話帳」の中国編とアメリカ編、英語JAPAN編を収めた。

 Z400は、受験を目指す高校生から大学・社会人まで使えるコンテンツを収録したモデル。ホワイト/ブラック/ピンクの3色のカラーバリエーションを用意した。

 高校生の使用頻度が高い「ジーニアス英和辞典 第4版」や大学生、社会人になっても使える「ランダムハウス英和大辞典」など4種類の英和辞典と、「ジーニアス和英辞典 第2版」など3種類の和英辞典、「オックスフォード現代英英辞典 第8版」など2種類の英英辞典を収録した。

 また、単語力が身につく「ユメタン」シリーズ、センター試験問題集、英検・TOEIC問題集なども網羅。加えて、英語のネイティブ発音約10万語を収録したジーニアス・サウンズを搭載しており、発音比較機能と併用することでネイティブの発音の習得を目指せる。

 Zシリーズの共通仕様として、バッテリはリチウムイオン充電池、連続駆動時間は英和辞典の画面で連続表示した場合に約127時間。本体サイズは幅129×高さ16.7×奥行き77mm、重さは220g(バッテリ含む)。

 S510は、前面に2.8型カラー液晶ディスプレイ(解像度320×240ピクセル)と50音配列キーを備えたモデル。キーサイズは2009年9月発売の「wordtank S500」との比較で約27%の大型化を図り、操作性を高めた。また、バッテリは単4形乾電池×2で、USBバスパワーによるPCからの充電に対応した。

 コンテンツは、項目数が約24万の「広辞苑 第6版」と「百科事典 マイペディア」を収録。広辞苑第6版には写真、表、図版など約7,200点のビジュアル要素が収まり、このうち約4,400点の写真はカラーで閲覧できる。

 電池寿命は英和辞典の画面で連続表示した場合に約80時間。本体サイズは幅83×高さ16.5×奥行き148mm、重さは136g(乾電池含む)。
《加藤》
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