「共働き」増加中なのに、2割以上が「相手の収入しらない」……アイシェア調べ | RBB TODAY
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「共働き」増加中なのに、2割以上が「相手の収入しらない」……アイシェア調べ

エンタメ 調査
結婚後は夫婦でどのような就業形態になると思いますか
  • 結婚後は夫婦でどのような就業形態になると思いますか
  • あなたは配偶者の収入を知っていますか
  • あなたは恋人の収入を知っていますか
  • 「いつ何に使ったか覚えていない」など、お金の流れが分からなくなることはありますか
  • 配偶者とどのようなお金のことでケンカしましたか
  • 「みずほ銀行:おうちのおかね」サイト(画像)
 アイシェアは17日、「家計管理に関する実態調査」の結果を公表した。調査期間は2010年12月6日~7日。20代・30代を対象に、結婚願望のある未婚者568名と既婚者572名、計1,140名から回答を得た。

 この調査は“夫婦/恋人とお金”の関わりを中心としたもので、未婚者・結婚者のそれぞれに焦点をあて、共働きに関する意識や、相手の収入状況、お金の管理方法、お金を巡る双方の関係などをアンケートしたものとなっている。

■「共働き」:確実に増加なのに、2割以上が「相手の収入しらない」

 まず既婚者では「共働き」は全体の49.5%だったが、未婚者に結婚後を予測してもらったところ、男性の85.3%、女性の80.3%とが「共働き」と回答、今後ますます「共働き」が増加すると予測された。共働き世帯では夫婦それぞれが収入を得ることになるが、共働きの既婚者で、相手の収入を「知っている」と回答したのは77.7%。残りの22.3%は、相手の収入を知らないまま生活している実態が明らかとなった。ちなみに恋人がいる未婚者で、相手の収入を「知っている」と回答したのは51.7%と過半数となった。

■「貯蓄額」:既婚者は把握しているが、知るべきだとは思っていない

 相手の貯蓄額については、恋人がいる未婚者のうち「把握している」人は25.6%、既婚者では41.1%となり、既婚者が上回った。しかし、「夫婦はお互いの収入や貯蓄額を知るべきだと思うか」との質問に対して、「知るべきだと思う」としたのは、未婚者は65.5%、既婚者では50.2%となり、既婚者が下回った。なお、家計簿などをつけて収支を記録している人は、未婚者では33.5%。既婚者では45.8%。収支を記録していない人のうち、“いつ何に使ったか覚えていない”など「お金の流れが分からなくなることがある」人は、未婚者で64.0%、既婚者では70.6%と、予想外に高い結果となった。

■「夫婦ゲンカ」:お金を巡るケンカ、理由は「生活費」「お小遣い」

 さらに、結婚後となれば、やはりお金を巡ってケンカする、ということもあり得るだろう。「お金を巡っての夫婦ゲンカ」の経験者は26.4%。理由のトップとなったのは「生活費の使い方(58.3%)」で、以下「お小遣いの金額(28.5%)」、「毎月の貯金額(20.5%)」が続いた。女性の回答では「借金の発覚(22.7%)」が3位にランクインし、男性(6.6%)を3倍以上も上回った。

■「お金の管理」:夫婦まとめた家計管理口座なしは約6割

 お金の管理方法として、「生活用の夫婦のお金をまとめた家計管理口座があるか」を既婚者に尋ねたところ「ある」としたのは37.6%、「ない」とする人が62.4%となり、口座を用意していない層が多かった。しかし、未婚者では76.8%が必要性を感じていると回答していた。結婚する前の意識と、実際に結婚した後の実状とで、かなり大きな差が出たこととなる。ちなみに「結婚後のほうが、お金を貯められているか」という設問に「貯められると思う」と回答した人は未婚者の42.1%だった。既婚者のうち、自分のお小遣いを相手に残高を知られない「個人口座で管理している」人は65.6%。未婚者でも結婚後、個人口座で管理したいという意見は72.0%と高い数字を示した。

 こういった未婚者・既婚若年層にむけ、現在のお金の流れやふたりの人生観などをシミュレーションで確認できるサイトとしては、「みずほ銀行」のコンテンツサイト「おうちのおかね」などが登場している。
《冨岡晶》
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