日本IBM、パブリック・クラウドと企業内システムを数日でつなぐソリューション「Cast Iron」発表 | RBB TODAY
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日本IBM、パブリック・クラウドと企業内システムを数日でつなぐソリューション「Cast Iron」発表

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IBM WebSphere Cast Iron - Japan
  • IBM WebSphere Cast Iron - Japan
 日本IBMは10日、パブリック・クラウドと企業内システムをわずか数日間の作業で連携できるソフトウェア新製品「IBM WebSphere Cast Iron(Webスフィア キャスト アイアン)」製品群を発表した。12月16日より提供を開始する。

 「IBM WebSphere Cast Iron」は、パブリック・クラウド・アプリケーションと、パッケージ製品を含む企業内基幹システムとを、迅速かつシンプルに連携することのできる製品。本年5月に買収を発表したCast Iron Systems社との統合後、初めての製品で、日本語版は初の提供となる。

 「顧客情報の一元的な閲覧」「企業全体での発注情報をCRMアプリケーションから1つの画面で閲覧」「各システムで分散して保有している顧客情報の一元管理」といった、連携パターンがあらかじめテンプレートで定義されているため、連携のためのプログラム開発が不要。これによって、開発やメンテナンスのコストを大幅に削減できる見込み。多くの企業で採用されているSaaSや基幹アプリケーションを標準でサポートする。

 ハードウェアと一体になったアプライアンス「IBM WebSphere DataPower Cast Iron Appliance XH40」とソフトウェア「IBM WebSphere Cast Iron Hypervisor Edition」での提供のため、顧客の利用形態にあわせて選択が可能。アプライアンスの場合、導入に関わるハードウェアの調達、システム構成が不要のため、すぐに連携プロジェクトが開始できる。パブリック・クラウドと企業内システム間のデータ交換や、「UIマッシュアップ」といわれる両システムのデータを1画面で表示するといった、さまざまなシナリオを備えているのも特徴だ。

利用料金は、「DataPower Cast Iron Appliance XH40」一括料金が6,435,000円~、年額料金が2,574,000円~。「Cast Iron Hypervisor Edition」一括料金が4,290,000円~(PAX料金)年額料金 ¥1,716,000円~(PAX料金)。
《冨岡晶》
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