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【「Smartia」レポート(Vol.2)】「Smartia」を外出先で使ってみた!

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外出先で「Smartia」を使ってみた
  • 外出先で「Smartia」を使ってみた
  • スリムなボディは、カバンの外側に設けられたペットボトル用のポケットにも納まってしまう。
  • 14mmという薄さはカバンの中でも邪魔にならない。また、370gという軽さは、カバンに入れていることを感じさせない。
  • モスバーガーでHOTSPOTに接続
  • 外出先では公衆無線LANを利用する。今回はHOTSPOTに接続して試した。
  • 地図で経路検索
  • GPSが搭載されているのはありがたい
  • 自分の現在位置が地図上に表示される。スマートフォンと違い、7型ワイド液晶ならば、詳細表示にしても広い範囲が表示される。
■カバンに収納しやすいコンパクトなボディ

 NECビッグローブから6日に発売されたAndroid搭載タブレット端末「Smartia(スマーティア)」第1回ではファーストインプレッションをお届けしたが、第2回となる今回は「Smartia」を持って外出し、主にビジネスシーンで利用してみた。

 日頃、筆者はノートPC用のビジネスバッグを持ち歩いている。そのバックの外側には、500mlのペットボトルを収納可能なポケットが用意されている。「Smartia」はこのポケットにちょうど良いサイズなのだ。つまり、サイドポケットに入るくらいにコンパクトということだが、実際のおさまりの良さは正直意外だった(ただし、今回は外側のポケットでは不安なので、カバン内部のノートPC収納用ウレタンパッド付きポケットに収納することにした)。

 実際に持ち歩いてみると、通常、重量1.1kgという比較的軽量なノートPCをカバンに入れている場合でさえ、肩や腕にかかる重みを感じ「あぁ、今日はPCを持ち歩いているんだ」と実感させられるが、「Smartia」の370gという重量は、カバンに本当に入れたのかどうか疑ってしまうほど軽い。これなら1日中歩きまわる仕事でも肉体的な負担は少ないと感じた。


■外出先でアプリケーションを使う

 外出先で「Smartia」を積極的に活用するためには、公衆無線LANや3Gによるネットワーク接続サービスを利用する必要がある。BIGLOBE接続サービスのユーザーが「Smartia」を「BIGLOBE Smartia Style」から購入した場合は、インターネット接続やメールなどの初期設定が行われた状態で手元に届く。つまり、わずらわしいネットワーク設定など行う必要がないのだ。
 
 筆者はWi-Fiサービスとしては「HOTSPOT」に加入しているため、外出先で対応しているモスバーガーに入り、接続を試みた。第1の目的は頻繁に行うメールチェックだ。

 無線LANスポット発見から接続までは普通のノートPCと変わらないので、そんなに迷うことはないだろう。「Smartia」のホーム画面には、新着メールがあると、それを知らせるアイコンが表示されるので、いちいちメールクライアントを起動しなくても新着メールの有無がわかる。ノートPCでは、なかなかこうはいかない。

 また、メーラーについてだが、「Smartia」には通常のメールクライアントとGmail専用のメールクライアントが用意されている。通常のメールクライアントはBIGLOBEのメールをはじめ、POP3やIMAPに対応するメールサービスを利用することができる。外出先から会社のメールサーバに接続できないという場合は、会社のメールをGmailに転送して利用するとよい。実際に筆者も仕事のメールはすべてGmailに転送して利用している。Gmailならば、特別なアプリを用意しなくてもWord、Excel、PDFなどの添付ファイルが閲覧できるなど、資料のやりとりが多いビジネスメールでとても役立っている。

 なお、最近では企業が情報発信のためにTwitterを利用するケースも増えており、トレンドを知るツールとしても重要だ。移動の合間のちょっとした時間を利用して、旬の話題を仕入れておくのにも役立つ。ここで力を発揮するのが「ついっぷる」というビッグローブオリジナルのTwitterクライアントだ。ついっぷるのPC版(Webアプリケーション)では、ツイートのタイムライン以外に、話題の写真やキーワード、BIGLOBEニュースなど、さまざまな情報が1画面に表示されるが、「Smartia」にインストールされているAndroid版のついっぷるは、7型ワイド液晶パネルを活かした専用クライアントであり、タイムラインと自分宛のダイレクトメッセージなどの2列表示もできるため読みやすい。また、ツイートやリツイートのためのアイコンも指先でタップしやすいサイズにデザインされている。自分がフォローしている人たちのタイムラインだけを追いたいという場合は、縦画面ではタイムラインのみの1列表示に切り替わるため、より多くのツイートが一覧できる。このとき、方向キーでのスクロールも行えるため、「Smartia」を片手で持ちながら読み進むことができるなど、PC版よりも圧倒的に使い勝手が良い。

 また、初めて訪問する打ち合わせ先や出張先の検索にはGoogleマップを使うことが多い。「Smartia」はGPSを搭載しているため、Googleマップアプリで現在地と相手先からルート検索を行うことが可能だ。また、「Smartia」の7型ワイド液晶パネルは、携帯電話やスマートフォンよりも画面サイズが大きく解像度も高いため、地図上のビル名を表示させるために詳細表示にした場合も、地図上のより広い範囲を閲覧できるのが便利だと感じた。

■ZoomClipとEvernoteで名刺管理も手軽に

 最近スマートフォンにもあらかじめインストールされていることが多くなってきた強力なビジネスツールにEvernoteがある。このEvernoteのクライアントアプリは「Smartia」にもインストールされている。まだ使ったことのない人に説明しておくと、Evernoteは、いわばクラウド型の文書・画像管理サービスである。まず、写真、音声、テキスト、手書きメモ、PDFなど、保管しておきたいファイルをすべてEvernoteのサーバにアップロードする。ファイルはフォルダ別に分けることもできるし、内容を補足するために各ファイルに検索用のタグを付けることもできる。そうして蓄積したファイルを後からキーワードで検索して参照するというのが基本的な利用法だ。

 しかし、これだけでは、どこが便利かわからないだろう。実はEvernoteに写真や手書きメモをアップロードすると、画像データ中の文字をOCRで自動的に認識してくれ、認識したテキストを検索対象にすることができるのである。筆者は普段から仕事の資料や名刺の管理にEvernoteを利用している。具体的には、名刺をカメラで撮影して、そのままアップロードしてしまう。するとEvernoteのサーバ側で自動的に文字認識してくれるので、後日、必要になったときに、名前や会社名などを検索キーワードにして参照できるのだ。これならば、いちいち名刺を見ながらテキストを入力しなくて済むので、今や手放せないツールの1つとなっている。ただし文字が小さいと、きちんと認識してくれないこともある。そこで便利なのが「Smartia」にインストールされているカメラアプリ「ZoomClip」だ。「Smartia」のようにズーム機能を搭載しない単焦点レンズのカメラでもマクロズーム撮影が行える優れたアプリであり、Evernoteとの相性が非常によい。名刺撮影の際もズームして、できるだけ文字を大きくして撮影することができる。

■手帳アプリ「ジョルテ」でさらに使いやすくする

 筆者は普段、PCからGoogleカレンダーというWebサービスを利用してスケジュールの管理を行っている。同サービスは会社のPCからでも、自宅のPCからでもスケジュールの追加や更新、閲覧ができて便利なのである。

 実は、「Smartia」にも、あらかじめAndroid版のGoogleカレンダーの専用アプリ「カレンダー」がインストールされている。ところが、PC版では月間スケジュールの一覧表示で予定の内容まで表示されるのに対して、Android版の専用アプリでは予定の有無しか表示されない。具体的な予定の内容を知るためには、月間スケジュール表示の中から予定のある日をタップして、当日スケジュールの一覧画面に切り替える必要がある。これだと「月内に横浜で打ち合わせの予定があったが、いつだったか」といったことを確認するのにとても手間がかかるのだ。

 そこでもっと便利なアプリはないかと探して見つけ出したのが「ジョルテ」だ。システム手帳のような見た目と直感的な操作性が特徴で、Googleカレンダーとデータを同期することもできるため、スケジュールはすべてGoogleカレンダーのサーバ上に置いておくといったクラウド的な使い方もできる。もちろん月間スケジュールの一覧表示にそれぞれの日の予定内容も表示される。しかも無料で使えるというのも嬉しい。ただし、ジョルテは「Smartia」にあらかじめインストールされていない。したがってandronaviからダウンロードしてインストールする必要がある。「Smartia」のホーム画面から「アプリ」の部屋に移動し、andronaviのアプリ検索で「ジョルテ」をキーワードに指定すると、自動的にジョルテのダウンロードページが表示される。あとはダウンロードボタンをタップすれば、ダウンロードとインストールが自動的に開始される(ただし、andronaviで初めてアプリをダウンロード時は、ユーザー認証を行う必要がある。ユーザー登録もその場で行える)。

 ジョルテの使い勝手は非常によく、「Smartia」の7型ワイド液晶の画面サイズによくフィットしている。横画面のときは月間スケジュール一覧とToDo表示画面が左右に並び、縦画面のときは上下に並んで表示される。無用に横長になったり縦長になったりすることもなく、きれいにレイアウトされたシステム手帳のページを見ているような感覚だ。また操作性も直感的で快適だ。たとえば翌月を表示するには右フリップ(画面上で指を右にスライドさせる)、前月を表示するには左フリップというのもシステム手帳のページをめくる感覚に近くて使いやすい。

 モバイル環境で威力を発揮するジョルテだが、自宅の机の上でスタンドに立てかけて卓上カレンダーとして利用すれば、プライベートの予定を立てるときにいつでも参照できて便利だ。しかも、こうして常に電源をオンにしてネットワーク接続しておけば、プッシュ型配信で旬な情報もいち早くキャッチできる。

■スリープを併用すれば丸1日持ち歩いても余裕

 カタログスペックでは内蔵バッテリーによる駆動時間は8時間となっているが、これまで紹介してきたような使い方では朝8時に家を出て夜8時に帰宅しても、まだバッテリーは1/4以上残っていた。ちなみに、その日は途中ファーストフード店で珈琲を飲みながら、YouTubeのビデオをいくつか視聴している。おそらく移動中はスリープ状態になり電力消費量が低減するためで、連続使用している場合には、カタログスペックに近い数字になることが予測されるが、ビジネス利用においては十分なバッテリー持続時間を確保していると言える。

 以上のように、今回はビジネスシーンでの利用を紹介してきた。仕事内容によっては「Smartia」さえあれば、わざわざ重たいノートPCを持ち歩く必要はない。第3回となる次回は、プライベートでの利用を中心に紹介していく。
《RBB TODAY》

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