端末所持数平均は「3.23台」、4台超えれば“ドコデモ族”…ファーウェイ、社会人のネット利用実態を調査 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

端末所持数平均は「3.23台」、4台超えれば“ドコデモ族”…ファーウェイ、社会人のネット利用実態を調査

エンタープライズ モバイルBIZ
“ドコデモ族”のプロフィール
  • “ドコデモ族”のプロフィール
  • 一般人とドコデモ族で、パーソナリティに大きな差があった項目
  • 未来の通信機器・通信環境について、社会人が求める3つの要素
 ファーウェイ・ジャパンは1日、社会人1000人に対して「ネット利用に関する実態調査」を実施した結果を発表した。さらに、いつでもどこでもインターネットを楽しみたい新層“ドコデモ族”に焦点を当て、追加調査も行った。

 この調査は、20代・30代の男女各500人を対象に、モバイルやソーシャルメディアの利用実態をアンケートしたものとなっている。また同社では、ノートパソコン、スマートフォンなど複数の端末を所有し、モバイル無線LANルータによって家でも外出先でもインターネットを楽しみ、いつでもどこでもつながりたいユーザー層を“ドコデモ族”と定義し、2次調査を実施した。それによると、社会人(一般)と異なる意外な“ドコデモ族”の利用実態、パーソナルな特徴が判明したという。

■一般社会人は通信端末所持台数「3.23台」、持ち歩くのはシンプルに1台

 まず社会人の通信端末所持台数は「平均3.23台」。携帯電話、パソコン以外に、スマートフォン、携帯型無線ルーターといった人気通信端末も所持していることが判明した。持ち歩く通信端末所持数は「平均1.49台」だった。利用目的はメールを抜き、サイト閲覧がトップ。また最近話題となっているTwitterの利用率は28.3%だった。さまざまな通信により、「ただ他人と連絡をとる」だけでなく、「常に新しい情報に触れていたい」という意思が感じられる結果だと言える。利用料金については、複数台所持していても通信にはお金をかけたくない人が多く、毎月の通信費用は1万円程度で、光熱費などと同様に“生活上最低限の費用である”と感じている人が多いことがわかった。

 一方でメンタル面についても調査を行った。まず背景として「個人行動を好むという人」は63.2%となり、逆に「集団行動を好むと答えた人」は11.0%と、かなりの差が出た。さらに、通信電波が届かない場所で、ネットに接続できないとき、不安を感じる人は71%にのぼった。また、ネット上で他の人とコミュニケーションがとれないとき、不安を感じる人は42%となり、理由として「仕事などで緊急の連絡がとれないと困る」「嫌われていないかといった人間関係の不安」「話題に乗り遅れてしまう」「新しい情報を知っていたい」といった意見があげられたとのこと。“一人行動は好きだけど、ネットにつながっていないと漠然と不安”というのが、全体的な傾向だと言える。

■“ドコデモ族”は通信端末所持台数「4.85台」、2台以上を持ち歩き

 さらに同社では、「いつでもどこでもインターネットを楽しみたい」人たちを“ドコデモ族”と定義し、追加調査を実施した(男女各50人、計100人が対象)。具体的には「モバイル無線LANルーターを所持しており、平日屋外でのデータ通信を1時間以上行う人」を該当条件とした。

 それによると、“ドコデモ族”のプロフィールは、「平均年齢:31.8歳」「首都圏・都市部在住」「職種は企画/事務系もしくは営業系」「平均年収:480万円」「通信端末所持台数:4.85台」「持ち歩き通信端末台数:2.68台」となった。パソコンや携帯電話はもちろん、ドコデモ族にとって、無線ルーター・データ通信カード・スマートフォンという組み合わせは、すでに生活に欠かせないパーツになっていることがこの結果からは伺える。

 仕事で出張も多いドコデモ族にとって、さまざまな最新の通信機器は必需品といえる。とくにデータ通信カード・スマートフォンに関しては、60%以上が所有していることが明らかとなった。パソコンや携帯電話に次ぐ、3台目もしくは4台目の通信機器として活用されているようだ。このように、複数の端末を持ちつつもスマートに通信をしたいため、通信環境を無線ルーター・データ通信カードに集約するなど、使いこなしにおいて一般との差が出てきている、と見て良いだろう。

 そして“ドコデモ族”のメンタル面・人物像については、「人とのコミュニケーションが好き」で、「周囲から浮いていないか気にしてしまう」傾向にあるとのこと。また、「常に新しい情報を取得しトレンドを追いかけていないと不安になる」「ブランド好き」「買った物を自慢したくなる」といった傾向もあるため、一言でいえば「ミーハー」気質といえる。とくに女性については、何においても活発な行動を取る高所得者層であることが判明した。平均年収が425万と、一般の女性平均279万に比べ高所得で、流行やトレンドに敏感な傾向が見られたとのこと。

 “ドコデモ族”では、「さみしがり屋」と答えた比率が58.0%と社会人(一般)に比べて約1.2倍になり、自分をさみしがり屋と自覚している人が多数だった。またネットに関連する不安度の調査を実施したところ、すべての項目の不安度で、ドコデモ族のほうが高いことも判明した。「携帯電話、家に忘れたら、どうする?」という設問でも、「引き返して取りに行く」が54.0%のドコデモ族に対して、社会人の引き返し率はわずか20.0%と大きく差が見られた。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top