パナソニック、3D写真の撮影が可能なマイクロ一眼「LUMIX GH2」 | RBB TODAY
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パナソニック、3D写真の撮影が可能なマイクロ一眼「LUMIX GH2」

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望遠ズームレンズ装着のレンズキット「GH2H」ブラック
  • 望遠ズームレンズ装着のレンズキット「GH2H」ブラック
  • シルバー
  • 3D対応の交換レンズ「H-FT012」
 パナソニックは21日、デジタル一眼カメラLUMIX Gシリーズ」の新製品として、約0.1秒の高速AF(オートフォーカス)機能を搭載し、3D写真撮影に対応する「GH2」と、3D対応の交換レンズ「H-FT012」を発表。10月29日から発売する。

 GH2は、価格がオープンで、予想実売価格は、ボディ単体(型番:DMC-GH2)が100,000円前後、ボディに標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 14-42mm /F3.5-F5.6 ASPH./ MEGA O.I.S.」(35mm判換算28~280mm)付属のレンズキット「GH2K」(型番:DMC-GH2K)が110,000円前後、ボディに望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO HD 14-140mm / F4.0-5.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」(35mm判換算28~280mm)付属のレンズキット「GH2H」(型番:DMC-GH2H)が150,000円前後。3D対応の交換レンズ「H-FT012」は価格が26,250円。

 GH2は、ミラーレスでマイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタル一眼カメラ。大きな特長は3D写真撮影に対応したこと。別売のマイクロフォーサーズ規格で3D対応の交換レンズH-FT012を装着することで、3D写真を撮影できる。撮影した3D写真を記録したSDカードを3D対応のハイビジョンデジタルテレビ「3D ビエラ」とHDMI接続するか、3DビエラのSDカードスロットに差し込むだけで3D写真をテレビ画面で楽しめる。また、3D対応ハイビジョンBlu-ray/DVDディスクレコーダー「ディーガ」への保存も可能となる。

 同社では7月29日にLUMIX Gシリーズ用の3D対応交換レンズの開発を発表したが、今回はこれを製品化したものとなる。また、動画ではすでに3D対応のハイビジョンデジタルビデオカメラを発表し、8月から発売しているが、それに続き今回は静止画での3D対応製品となる。

 カメラの基本機能として、新開発の4/3型有効画素数1,605万画素「Live MOSセンサー」や、画像処理エンジン「Venusエンジン FHD」を搭載。ISO 12,800の高感度に対応するほか、白とびや黒つぶれを抑える「インテリジェントDレンジコントロール」、解像感を高める「新・超解像技術」により画質向上を図り、写真表現力を高めたという。

 また、レンズ交換式デジタルカメラとして9月21日現在、世界最速をうたう約0.1秒の高速AF機能を搭載(14-140mmレンズ装着時)。さらに5コマ/秒の高速連写と、40コマ/秒の高速電子シャッター機能を装備した。

 ファインダーは視野率約100%、倍率1.42倍の新開発153万ドット相当の大型高精細ライブビューファインダーを搭載。背面の液晶ディスプレイは可動式で、2009年4月発売の従来品「DMC-GH1」との比較で、色再現性を25%向上した新開発「タッチパネル式 46万ドットパネル」を採用した。

 動画撮影機能では、AVCHD動画記録に対応し、新開発のLIVE MOSセンサーによる60コマ/秒のフルHD(1,920×1,080ピクセル)動画撮影が可能。また、AVCHDに加え、web上の動画サイトなどへの投稿に便利なQuickTime Motion JPEG形式にも対応する。

 ファイル形式は、静止画がJPEG/RAW/MPO、動画がAVCHD/QuickTime Motion JPEG。ISO感度は通常で160~12,800。インターフェースはminiHDMI/USB2.0/AVなどで、プリンターと連携するPictBridgeに対応。本体カラーはブラック/シルバーの2色を用意。本体サイズは幅124×高さ89.6×奥行き75.8mm(突起部除く)、重さは約392g(ボディのみ)。

 H-FT012は、レンズ構成が3群4枚×2、焦点距離が12.5mm(35mm判換算65mm)、撮影距離が0.6m~∞。本体サイズは径57×長さ約20.5mm、重さは約45g。
《加藤》
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