アカマイ、電子商取引企業向けにダウンロード・ソリューション・スイートの提供を開始 | RBB TODAY
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アカマイ、電子商取引企業向けにダウンロード・ソリューション・スイートの提供を開始

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
 アカマイは22日、電子商取引向けのソフトウェア・ダウンロード・ソリューション・スイート「Akamai ESD for Commerce」の日本での提供を開始した。

 「Akamai ESD for Commerce」は、Download Manager、Download Analytics、HTTP Downloadsなどの既存のElectronic Software Delivery(ESD)ソリューション群に、アカマイ独自のP2Pサービス「Client Side Delivery(CSD)」を追加し、日本の電子商取引企業用途向けに新たに体系化されたもの。全世界71カ国に分散配置された約73,000台のサーバによって構成されるアカマイの独自コンピューティング・ネットワークである「Edge Platform」上で展開され、ミドルマイルはもちろんのこと、クライアント間の配信パフォーマンスを飛躍的に改善し、リアルタイムまたはスケジュールによる大容量ファイルのダウンロードを速く確実に世界中のユーザーに提供するものとなる。

 アカマイでは、Akamai ESD for Commerceの提供のほか、各電子商取引企業向けのカスタマイズ、ダウンロード分析のレポートやデータ提供も行う。今回、既存のESDソリューション群と組み合わせて新たに提供されるCSDは、アカマイの分散コンピューティング・ネットワーク上で、配信管理システムと組み合わせて展開されることで、従来のP2Pの特長であったクライアント間での低コストの配信というメリットを享受しながら、より迅速で、コントロール可能な配信を実現するとのこと。

 アカマイ・テクノロジーズ北東アジア地域担当副社長の小俣修一氏は「今回のAkamai ESD for Commerceの日本におけるリリースは、魅力的かつハイパフォーマンスで、インタラクティブなダウンロード体験に対する高まるユーザーニーズ、接続デバイスの増加と一般用およびビジネス用アプリケーションの定期更新などオンライン上で配信されるソフトウェア数の増大、ソフトウェアを要するデバイスの増加と益々の多様化に起因するソフトウェアの権利付与、セキュリティ、パッケージングに関わるワークフローの複雑化、ビジネスインテリジェンスなどのリアルタイムレポーティングの重要性の高まりなど、現在のマーケットニーズに対応するものです。アカマイは、本スイートに、ミドルマイルおよびクライアント間におけるダウンロードのパフォーマンスと信頼性の向上を実現する最新のダウンロード管理テクノロジ、自由にカスタマイズ可能な画期的なインターフェイス、ダウンロード分析によるダウンロード傾向の調査機能をすべてパッケージ化し、提供します」とのコメントを寄せている。

 また同日アカマイは、大阪にアカマイの西日本支店を設立し、同地域における営業・サポート体制を強化するとともに、社名を「アカマイ株式会社」から「アカマイ・テクノロジーズ合同会社(英文名称:Akamai Technologies GK)」に変更することも発表した。新社名・新体制となるのは8月1日より。
《冨岡晶》
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