日本HP、通信事業者向けソリューション「HP Subscriber Network and Application Policy」発表 | RBB TODAY
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日本HP、通信事業者向けソリューション「HP Subscriber Network and Application Policy」発表

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は30日、通信事業者などのサービスプロバイダ向けソリューション「HP Subscriber Network and Application Policy(HP SNAP)」を発表、提供を開始した。

 HP SNAPは、固定、携帯などの通信事業者向けに、リアルタイム制御によるネットワーク帯域や利用サービスに応じた課金などを実現するポリシー管理を実現するソリューション。これにより、高額な定額サービスに加入していなくても、サービス利用時に適切なサービスプランを提示し、すぐに、そのサービスを利用可能な状態にするといった、個別ユーザーがそのときに求めるサービスレベルに合わせてネットワークをコントロールすることが可能となるという。

 HP SNAPでは、ネットワーク、加入者やアプリケーションに応じて提供するサービスを変更するポリシー管理「HP Unified Policy Manager」(3GPP準拠のPCRF(Policy and Charging Rules Function)機能およびDPI(Deep Packet Inspection) と組み合わせたポリシー管理の提供)、加入者およびプロファイル情報に基づいたセグメント化やスコア付けによる分析機能「HP Dynamic Profiler」、リアルタイム課金によるカスタマイズされたサービス/料金モデルを実現する「HP Real-time Charging」、加入者およびそのプロファイル情報を元に、プロモーション情報発信を制御および実施する「HP Promotion&Campaign Manager」などが提供される。ソフトウェアおよびその導入サービスを一体で提供するため、価格は個別見積になる。

 あわせて、HP SNAPの基盤となるシステム運用管理構築を行うソフトウェアソリューションおよびコンサルティングサービス「HP Next Generation OSS拡張ソフトウェアソリューション(HP NGOSS拡張ソリューション)」「HPソリューションコンサルティングサービス(HP SCS)」も発表されている。HP NGOSS拡張ソリューション群により、フルフィルメント(サービスの提供)とアシュアランス(サービスの保証)に関して一括したサービスが提供できるとのこと。提供するサービスに関する個別顧客ごとのサービスレベル管理を実現する「HP Universal SLA Manager」、通信事業者の顧客向けヘルプデスク機能を支援する「HP Problem Manager」、既存設備情報DB等の既存のデータモデルを統合障害監視システム等の異なるデータモデルに変換して格納する「HP Unified Topology Manager」、サーバ群やネットワーク機器の性能データを収集し、閾値管理、レポート作成を支援する「HP Performance Management」が提供される。HP Universal SLA Managerは11月からの提供で、その他の3製品は、6月30日から提供開始。HP SCSでは「SPA」(Service Process Assessment)、「TAA」(Technical Architecture Assesment)、「BTG」(Business Transformation Governance)がそれぞれ提供される。
《冨岡晶》
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