iPad利用、「サイト閲覧」が「電子書籍」を上回る ~ マクロミル、iPadユーザーの利用実態を調査 | RBB TODAY
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iPad利用、「サイト閲覧」が「電子書籍」を上回る ~ マクロミル、iPadユーザーの利用実態を調査

エンタープライズ モバイルBIZ
iPadで行っていること(複数回答)(マクロミル調べ)
  • iPadで行っていること(複数回答)(マクロミル調べ)
  • iPadの1日の利用時間(マクロミル調べ)
  • iPadを携帯しているか(マクロミル調べ)
  • iPadを使う場所(複数回答)(マクロミル調べ)
  • 自身で電子書籍化した経験・興味度(マクロミル調べ)
  • 電子書籍が普及しても本の実物が欲しいか(マクロミル調べ)
 マクロミルは22日、iPadを実際に購入した人を対象にした「iPadに関する調査」の結果を公表した。調査期間は、6月14日~6月15日の2日間で、有効回答は300名。

 iPadを購入した人にどのように使っているか尋ねたところ、「webサイト閲覧」と回答した人が最多で88%、次いで「電子書籍」が74%、「メール」が65%となった。その他「動画を見る」が59%、「ゲームをする」が51%と半数を超え、「音楽を聴く」「地図を見る」という意見も4割以上となっている。iPadはいわゆる電子書籍端末として語られることが多い一方、大型で簡単に操作できるブラウザとして、「複数人でサイト閲覧するのが楽しい」という評価を聞くことも多い。今回の結果はそれを裏付けたとも言えるだろう。

 iPadを携帯しているか尋ねると「持ち歩いている」が44%、「必要があれば持ち出す」が32%となっており、外出先でも場所を選ばず活用されているとのこと。使用する場所でもっとも多かったのは、「自分の部屋」で66%、次いで「リビング」が47%となった。具体的な利用状況を尋ねると、「寝る前にiBooksで読書をしている」「子供と知育関係のゲームをする」「キッチンで料理サイトを検索」など室内での使用や、「カーナビの代わりとして使う」「電車のなかで天気やスケジュールの確認」など、利用シーンはさまざまとなっており、生活に溶け込んでいる様子も見受けられた。

 利用者にiPadのどのような点に満足しているか尋ねたところ「デザイン」「画面の見やすさ」がともに74%、次いで「iPad独自の操作性」が60%となった。「バッテリーの持ち」は46%、「サイズ・重量」は43%が満足と回答した。またiPadを使い始めて、ツィッター(Twitter)をする頻度が増えたか尋ねたところ、「そう思う(そう思う+ややそう思う)」と回答した人が37%となった。

 使用した感想は「パソコンとは違った楽しみがある」「とにかく便利」「使いやすい」などポジティブな意見がある一方で、「片手で持つには少し重い」「日本向けの電子書籍が少ない」など改善を求める声もあがった。紙の本をスキャンして自分自身で電子書籍にする、いわゆる“自炊”したことがあるか尋ねたところ「ある」という回答は18%に留まった。また「電子書籍化したことはないが、興味はある」という人は約3割おり、その理由を尋ねると「置き場所をとらなくなるから魅力的」「お気に入りの本をいくつも携帯できる」という回答があった。
《冨岡晶》
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