国内サーバ市場、今後数年間は停滞期に。2014年は更新需要の谷間? ~IDC調べ | RBB TODAY

国内サーバ市場、今後数年間は停滞期に。2014年は更新需要の谷間? ~IDC調べ

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国内サーバー市場規模予測(2002年~2014年)(IDC Japan, 05/2010)
  • 国内サーバー市場規模予測(2002年~2014年)(IDC Japan, 05/2010)
 IDC Japanは11日、2010年~2014年の国内サーバ市場予測を発表した。

 IDCが発行したレポート「国内サーバー市場2009年の分析と2010年~2014年の予測」(88ページ/630,000円)にてその詳細が報告されている。なお同レポートにおける「x86サーバー」は、x86アーキテクチャのプロセッサーを採用しWindows、Linuxなどオープン系のOSを搭載したサーバのこと。Itaniumプロセッサーを搭載したサーバやベンダー独自OSを搭載したサーバはx86サーバに含めていない。「ビジネスサーバー」は、オフコンなど、メインフレーム以外のプロプライエタリ系サーバとなっている。

 同レポートによると、2010年の国内サーバ市場規模は4,263億円となり、2009年から11.3%縮小する見込みとのこと。2009年の同19.2%減から改善するものの、2桁のマイナス成長が続く模様。2010年の国内サーバ市場の総出荷台数は、前年比1.4%減の51万台と予測。前年2009年の下げ幅(14.4%減)より大きく改善し、微減におさまる見込みとのこと。IDC Japanサーバ リサーチマネージャの都築裕之氏は「2009年は、景気後退の影響が大きく表れ、2001年以降で最大のマイナス成長を記録した。2010年も景気後退の影響が残るとみている。製品分野別では、x86サーバは前年並みの市場規模になるが、他の製品分野については、マイナス成長になると予測する。メインフレームは、大型案件が一巡し、需要の谷間に入る。また、RISC&IA64サーバは、下位機種へのシフト傾向が継続する」とのコメントを寄せている。

 また、2014年の国内サーバ市場規模は、4,141億円と予測。2009年~2014年の年間平均成長率はマイナス2.9%となるとした。2011年~2013年は、1~2%のプラス成長が予測された。2014年の国内サーバ市場の総出荷台数は57万5,000台、2009年~2014年の年間平均成長率はプラス2.1%と予測された。「今回の景気後退は、ユーザー企業のコスト削減意識を高め、国内サーバー市場の構造変化を加速させている。2009年は、x86サーバーが国内サーバー市場の46%を占めたが、2014年には15ポイント上昇して61%を占めると予測している。成長分野であるx86サーバーの占有率が高まると、国内市場における貢献度が高くなる。そのため、国内サーバー市場は、縮小から拡大に転ずることも将来的に想定される」と都築氏はコメントを寄せている。
《冨岡晶》

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