ネット接続速度の世界上位100都市、日本が半分近く ~ アカマイ、「インターネットの現状」発表 | RBB TODAY

ネット接続速度の世界上位100都市、日本が半分近く ~ アカマイ、「インターネットの現状」発表

 アカマイは21日、2009年第4四半期版「インターネットの現状」レポートを発表した。同レポートによると、日本のネット普及率はユニークIP数3230万超で世界第3位を達成したという。

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高速ブロードバンド接続率
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 アカマイは21日、2009年第4四半期版「インターネットの現状」レポートを発表した。同レポートによると、日本のネット普及率はユニークIP数3230万超で世界第3位、平均接続速度は7.6Mbpsで世界第3位、5Mbpsでの高速ブロードバンドの接続率が59%で世界第2位を達成したという。

 同レポートは「平均接続速度の上位100都市」「世界各国の平均接続速度」「インターネット普及率」「高速ブロードバンド接続率」「モバイル接続」「攻撃トラフィック」などの項目について調査したものとなっている。まず平均接続速度では、アカマイのネットワークに接続した固有IPアドレスが50,000件以上ある都市に限って分析。世界で最速の100都市のうち、日本が半分近く(48都市)を占め、アジアだけで62都市がトップ100にランクインしたという。ヨーロッパにある上位15都市は6カ国に散在していた。また米国の都市は5分の1以上(21)を占め、北米だけで23都市だった。

 世界的にみて、2009年第4四半期の平均接続速度は、前期比で1.7Mbpsを記録。第4四半期で平均接続速度が7.5Mbpsを上回ったのは3カ国のみで、トップが韓国(11.7Mbps)、2位香港(8.6Mbps)、日本は3位(7.6Mbps)と、アジア勢がトップ3を占める結果となった。平均接続速度が1Mbps未満の国は、今4四半期中では前期の103か国から減少して96か国となった。

 アカマイネットワークに接続している固有IPアドレス数は、前四半期比で4.7%増加。2009年末には、234国から4億6,500万件の固有IP接続があり、2,008年末の4億100万件から16%増加、2007年末の3億1,200万件からは54%の増加となったという。IPアドレスをロングテールで見ると、2009年第4四半期でアカマイに接続している固有IPアドレスが100万件未満なのは186国、10万件未満なのは145国、1,000件未満なのは32国だった。7四半期連続で、観測されたIPアドレス数の40%近くが引き続き米国(約1億2500万件)および中国(約5200万件)からだったとのこと。日本は3位で約3230万件、韓国は7位で約1610万件だった。アジア太平洋地域では、中国、日本、韓国がトップ10に入った。

 国別での5 Mbps以上の高速ブロードバンド接続率においては、韓国(68%)および日本(59%)が世界ランキングのトップ2を占め、アジア太平洋地域のリーダーの地位を維持。2009年第3四半期で、5位だった香港は4位に上がり、49%となった。

 アカマイでは、スマートフォンやノートPCのようなモバイル機器の増加を受け、モバイルプロバイダからのアカマイネットワークへの接続についても検証したとのこと。分析したモバイルプロバイダ109社のうち、40社以上で今4四半期での観測平均接続速度が1Mbpsを超え、11社でブロードバンドレベルの接続(アカマイへの接続速度が2Mbps以上)となったという。ただしモバイルネットワークでの接続速度は、使用するワイヤレスデータ規格(LTE、HSDPA、EV-DOなど)の他、モバイルタワーからデバイスへの距離、デザイン(内部/外部アンテナ)、対地速度(移動中の車中での使用/固定使用)など、さまざまな要因によって異なると付記している。

 攻撃トラフィックについては、2009年第4四半期で、世界198カ国を発生源とする攻撃を観測。これは第3四半期の207国からわずかながら減少したという。攻撃トラフィックの最大の発生源は引き続きロシアで、観測した攻撃トラフィック全体の13%。2位米国は12%、3位中国は7.5%となっており、観測した総攻撃トラフィックの20%近くを占めていた。ブラジルは4位にまで順位を下げた。アジア太平洋地域では、中国、台湾、インドがトップ10に入った。なおこのレポートの日本語版は、5月25日より同社Webサイトにて公開される予定。
《冨岡晶》

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