ソフトバンクモバイル、LTE実験において約70Mbpsのスループットを達成 | RBB TODAY

ソフトバンクモバイル、LTE実験において約70Mbpsのスループットを達成

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実証実験の様子
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  • 複数基地局協調制御により伝送品質を向上
 ソフトバンクモバイルは31日、1.5GHz帯を用いたLTEシステムのフィールド実証実験において、3GPP規格の最大伝送速度である下り最大約70Mbpsのスループットを達成したことを発表した。

 この実験は「ユビキタス特区」プロジェクトとして、1.5GHz帯を用いたLTEシステムのフィールド実証実験として行われているもので、福岡県北九州市八幡東区内のエリアにおいて、北九州市や九州ヒューマンメディア創造センターの協力の下、実施。実験のシステムは、3局の実験用基地局で構成され、LTE標準仕様に準拠したものとなっている。また、基地局送信および移動局受信にそれぞれ最大2本のアンテナを用いた下りMIMO伝送を使い、最大10MHzの伝送帯域幅を使用した。その結果、伝送帯域幅10MHzにおいて3GPP規格の最大伝送速度である下り最大約70Mbpsのスループットを、実際の無線環境で達成した。これは、LTEの最大伝送帯域幅20MHzで、下り最大約150Mbpsのスループットに相当するという。

 実証実験では、複数の基地局装置を一か所に集中して設置し、基地局アンテナだけをビルの屋上に配置する「光張出し基地局構成」や、隣接する基地局が協調制御して移動局と送受信を行う「複数基地局協調伝送方式(ECO-LTE)」の基礎実験も併せて実施。この「光張出し基地局構成」に「複数基地局協調伝送方式」を適用することにより、干渉を受けやすいセル境界において、スループットが大幅に向上することが確認されたとのこと。
《冨岡晶》

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