富士通と富士電機、次世代送電網「スマートグリッド」事業で業務提携 | RBB TODAY

富士通と富士電機、次世代送電網「スマートグリッド」事業で業務提携

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 富士通と富士電機ホールディングスとその傘下の富士電機システムズは26日、スマートグリッド関連市場において、業務提携を目指した検討を開始する覚書を締結したことを発表した。

 「スマートグリッド」(次世代送電網)とは、ITなどを利活用する計測機器、電力メーターを設置し、より最適化された電力供給を行う仕組みだ。富士通、富士電機ホールディングスと富士電機システムズは、各社の強みを融合し、スマートグリッド関連市場において国内外で早期にその地位を確立し、競争力のある事業展開と関連ビジネスの拡大を図るのが目的とのこと。今後、富士通グループの得意とする情報通信技術・製品・システム(ICT)およびクラウドによる付加価値サービスと、富士電機グループの得意とする電力系統制御や系統安定化等の電機制御技術・製品・システム(ET)を融合させるという。

 具体的には、「行政機関・電力会社向けなどの社会システム分野」「産業・流通向けなどの需要家分野」「先端技術・基盤技術に関する共同研究開発」の3つの分野において実証実験の実施、グリッドソリューションの構築・販売、国際標準化、研究開発等の幅広い領域における業務提携の可能性を検討する。

 富士通は今後、最先端のクラウドコンピューティングをはじめとするICTサービスや環境ソリューションに加え、優位性のあるスマートネットワーク、セキュリティ等の先行分野をより強化し、グローバル展開を見据えたスマートグリッド関連事業に注力していくとしている。一方、富士電機グループは今後、コア技術を融合・強化することで、「エネルギー・環境」分野における事業の一層の拡大を図るとともに、2月に発表した新中期計画においてグリッドソリューション事業分野で2011年度500億円の売上を目指す。
《冨岡晶》

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