富士通、10月1日に新会社を立ち上げ 〜 商品・サービスを強化し中堅民需ビジネスを拡大 | RBB TODAY
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富士通、10月1日に新会社を立ち上げ 〜 商品・サービスを強化し中堅民需ビジネスを拡大

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 富士通グループは18日、中堅民需ビジネスを拡大するための新体制を発表した。

 まず4月1日より富士通ビジネスシステム(FJB)に中堅民需市場向け商品・サービスの企画・開発などの機能を順次集約する。これは富士通の中堅企業向けソリューション「GLOVIA smart」の企画・開発機能(約130名)をFJBに統合し、ソリューション開発機能のノウハウ・リソース・ブランドの融合を図るものとなる。また、「GLOVIA smart」をはじめとする業種・業務パッケージ商品やサービスに加え、クラウドサービスの開発強化を図り、あわせて拡販体制も整備する。また富士通内に「民需ビジネス推進室(仮称)」を設置する。そのうえで10月1日に、FJBに「民需ビジネス推進室(仮称)」機能を集約、さらにFJBが社名変更し新会社となる予定だ。

 この新体制のもと、中堅民需市場向けビジネスにおける商品・サービスを強化する。これにより、中堅民需市場向けビジネスを拡大するのが狙いだ。さらに販売パートナーとの協調施策にも積極的に取り組んでいくとしている。中堅民需商品強化施策として、これまで富士通グループが取り組んできた「GLOVIA smart」と、FJBが培ってきたシステムの導入・サポート実績とノウハウを融合させることで、「GLOVIA smart」の強化を図る。両社の開発体制をFJBに一体化し、中堅民需市場における多様なニーズに応えていくためのソリューションを提供していくとのこと。

 さらに他社製品も組み合わせたサーバ、ストレージ、ミドルウェア、アプリケーション、ネットワーク機器のインフラ構成から、システム構築・テスト・運用までのサービスをセットにして、順次提供する予定だ。中堅の顧客向け仕様のデータセンターサービス提供、SaaSアプリケーション拡充によるクラウドサービスの強化も行う。
《冨岡晶》
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