2009年、デジカメはタイプ別でくっきりと明暗——JEITA調べ
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ただし、金額では液晶テレビが前年に比べてマイナス11.2%の88.8%、一方でレンズ交換式デジカメが前年比105%と明暗を分けた。前者はエコポイントの後押しもあり台数が伸びたにもかかわらず、平均売価の落ち込みが響いたと推測される。
後者はとくに、パナソニックやオリンパスが牽引した、マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式小型一眼が好調。2009年12月期のみにフォーカスした場合、前年同月比の数量は199%、同金額は146.2%を記録。
昨年9月にパナソニックが女性をターゲットにした小型一眼「DMC-GF1」を投入し、昨年12月にオリンパスが「OLYMPUS PEN E-P2」(「OLYMPUS PEN E-P1」の上位モデル)を発売するなど、後半にかけても活発な動きが見られた。加えて、デジタル一眼全体の市場においても、10月にペンタックスが100色カラバリのエントリーモデル「PENTAX K-x」を発売するなどしている。
従来のデジタル一眼レフとコンパクトデジタルカメラをつなぐ小型一眼市場は、現状では参入メーカーの少なさに加え、価格競争もさほど発生しておらず、それらの好調が一眼レフタイプ全体の生産実績、金額増加の底上げ要因になったと思われる。小型一眼市場には先日、ソニーも参入を表明したばかりだ。
なお、デジタルカメラの「コンパクトタイプ」部門は2009年1月〜12月期で前年同期比61.9%の数量(マイナス38.1%)、同62.4%(マイナス37.6%)の金額となり、前年から大幅にダウン。コンパクト市場の飽和化/価格競争の激化を如実に反映する結果となった。
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