CTC、ネティーザ、SAPジャパン、BIアプライアンス「C−BIA」の販売を開始 | RBB TODAY
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CTC、ネティーザ、SAPジャパン、BIアプライアンス「C−BIA」の販売を開始

エンタープライズ その他
 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、日本ネティーザ、SAPジャパンの3社は8日、共同で独自BIソリューションを発表した。導入後、即時分析可能なBIアプライアンス「C-BIA(CTC Business Intelligence Appliance:シービア)」として同日よりCTCが販売を開始する。

 BI(Business Intelligence)システムの導入にあたっては、分析対象となるDWHシステムの構築や導入後のチューニングが必要となることなどから手間も費用もかかるのが現状で、システムを導入したものの、活用しきれない企業が少なくないという。「C-BIA」は、データウェアハウス(DWH)分野で実績のあるNetezza DWHアプライアンス・サーバの新モデルである「Netezza TwinFin」や小型エントリーモデルの「Netezza Skimmer」と、BIアプリケーションとして多くの実績を持つ「SAP BusinessObjects BI Solutions」を組み合わせたソリューションとなる。「C-BIA」はアプリケーションが搭載されているBIアプライアンスのため、導入後、すぐに分析業務を開始することが可能となっている。NetezzaのDWHに格納されているデータを、SAP BusinessObjects Explorerの情報検索やSAP BusinessObjects Web Intelligenceのレポーティング機能に処理することが可能。

 「C-BIA」の最小構成は、SAP Business Object Edge Standardライセンス(5CAL)、Netezza Skimmer小型モデル1台、HP DL360G6 1台。提供価格は1,980万円(税抜き)から。CTCが販売・サポートを行い、周辺サービスを含め初年度10億円の売上を目指す。なお今回の発表に先立ち、CTCの総合検証センターのDWCC(DataWarehouse BI Competency Center)では、「C-BIA」の環境を構築、実機による導入前の検証も可能とのこと。今後、3社ではマーケティング活動、セールス活動を共同展開。また、本ソリューションの付随サービスとして、SAP Business Objectsの業界ごとのデモテンプレートを共同で作成し、導入前のバリューエンジニアリングサービス(効果検証)も展開していく予定。
《冨岡晶》
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