米タブロー・ソフトウェア、四半期決算を発表……ライセンス収入など大幅増収も最終赤字
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タブローは、データのグラフ化、可視化を自動化し解析を支援するBIソフトウェアを提供する企業。対応するデータベースは、ExcelやSQLのようなRDBMSに加えHadoopのような分散データベースまで対応し、ビッグデータ解析で注目されている。
同社の決算報告によると、総収入1億450万ドル(前年同期:6110万ドル)、ライセンス収入6980万ドル(同前:4200万ドル)としている。このうち国外からの収入は前年同期比で115%増となる2410万ドルと、総収入の1/4近くを占めていることになる。
GAAPによる営業損失は380万ドルとマイナス決算(前年同期は250万ドルの営業利益)となっている。GAAPによる純損失は460万ドル(前年同期は240万ドルの純利益)と、こちらもマイナスだ。
タブローは、表計算からビッグデータまで、そのグラフ化や解析を支援してくれるツールとして、日本でも採用するSIerやユーザー企業が増えている。その数字は、同社がこの四半期で獲得した新規顧客が2500件以上としている。海外市場や新規顧客など大幅な増収要因があったものの、株式の償還費用などが最終での損失につながった。この費用を除いた非GAAPでは、870万ドルの営業利益と390万ドルの純利益だったと決算報告では補足している。