日本オラクル、「Oracle Application Testing Suite Release 9.0」の提供を開始

エンタープライズその他

2010年3月2日（火） 15時43分

　日本オラクルは2日、オープンな統合アプリケーション・テスト・ソリューション「Oracle Application Testing Suite 9.0」の国内提供を開始した。

　「Oracle Application Testing Suite」は、「Oracle Enterprise Manager」の「Application Quality Management」製品群の主要コンポーネントで、負荷テスト、機能テスト、テスト管理を実現する統合ソリューションとなっている。最新版となる「Oracle Application Testing Suite 9.0」には、機能テストと負荷テストを自動化するJavaベースの統合テスト用スクリプト作成プラットフォーム「OpenScript」があらたに追加された。なお「Oracle Enterprise Manager」は、アプリケーションとITインフラストラクチャのリソースを対象とした管理ソフトウェアから構成される包括的な製品ラインだ。

　また「Oracle E-Business Suite」向けの新しいテスト・アクセラレーター、オラクルの「Siebel CRM」に対応したテスト・アクセラレーターが追加され、「OracleApplications」のテスト機能がさらに向上している。新しい「Oracle E-Business Suite Accelerators」はアプリケーションの機能テストと負荷テストの自動化を包括的にサポートし、「Oracle E-Business Suite Release 11i.10」「Oracle E-Business Suite Release 12」の両方に対応した。これにより、WebとOracle Formsベースのアプリケーション・インターフェイスを自動化するテスト・スクリプトが作成可能になった。また新しいOpenScript Java-Based Scripting Platformでは、自動化された機能テストと負荷テスト用スクリプトを作成できる。

　税抜価格はOracle Load Testingが10,900円（1Named User Plus）、Oracle Load Testing Controllerが760,900円（1Processor）、Oracle Load Testing Accelerator for Oracle E-Business Suite, Siebel, Web Servicesが2,700円（1Named User Plus）、Oracle Functional Testingが869,600円（1Named User Plus）、Oracle Functional Testing Accelerator for Oracle E-Business Suite, Siebel, Web Servicesが217,400円（1Named User Plus）、Oracle Test Managerが217,400円（1Named User Plus）。対応プラットフォームはWindows XP Professional（32bit）, Windows Vista Business（32bit）, Windows Server 2003（32bit）, Windows 2000（32bit, SP4）となる。

《冨岡晶》