ネット犯罪に強いのは奈良、弱いのは香川・秋田!? 〜 シマンテック、“ネット県民性”を調査 | RBB TODAY

ネット犯罪に強いのは奈良、弱いのは香川・秋田!? 〜 シマンテック、“ネット県民性”を調査

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47都道府県別のネット県民性(北海道〜福島)
  • 47都道府県別のネット県民性(北海道〜福島)
  • 47都道府県別のネット県民性(茨城〜長野)
  • 47都道府県別のネット県民性(新潟〜奈良)
  • 47都道府県別のネット県民性(和歌山〜佐賀)
  • 47都道府県別のネット県民性(長崎〜沖縄)
  • ネット上での個人情報入力関連について
  • 人と直接対面するとできないことが、インターネット上だと容易にできることはありますか(複数回答)
 シマンテックは23日、現実社会とインターネット利用時における意識の相違や防犯意識などを47都道府県別に調べ、“県民性”の分析を行った結果を公表した。

 日本全国の4,700名のインターネットユーザーに対して実施した「インターネット利用時の防犯意識と実態」調査の結果をさらに分析したもので、防犯意識が高くネット犯罪の被害にもっとも遭いにくい県民を総合的に判断すると、「堅実」で「情報に敏感」な県民性を持つ“奈良県民”であることが判明したという。また反対に、ネット犯罪に遭う可能性がもっとも高い県民を今回の調査と県民性から判断すると、「好奇心が旺盛で流行りものに飛びつく」“香川県民”と、「衝動的な言動が多い」“秋田県民”であることが判明した、としている。

 「インターネット利用時の防犯意識と実態」の調査結果では、「インターネット上で個人情報を盗まれたことがある」、および「あると思う」と回答した人は、9%(423人)にとどまったが、過去に「ウイルスに感染したことがある」および「あると思う」と回答したのは、43.5%(2,044人)に上った。また、今回の調査においては、全体の86%(4,045人)が現在セキュリティソフトを導入していると回答した。

 インターネットでクレジットカードなどの個人情報を入力することは、91%(4,279人)が「気になる」と回答。都道府県別でみると、もっとも多くの人が「気になる」と回答したのは、香川県と宮崎県で96人(100人中)。なお、最下位は三重県で83人(100人中)だった。しかたなく個人情報の入力をしていながらも、その利便性からかクレジットカードでの決済をもっとも好む人が59%(2,780人)と、代金引換や銀行/郵便振り込みを大きく引きはなして全国的に一番多い結果となった。ただし、都道府県別でもっとも好まれる決済方法に違いがみられたという。

 奈良県は、セキュリティソフトの使用率は87%で、これは「安全」や「安心感」のための用心や確実に対策を施す高い堅実性をもつ「県民性」を反映しているとのこと。また、新しいことや情報には敏感で、インターネットの利用歴も比較的長い「7年以上」との回答が74%と全国2位だった(全国平均66%)。さらに、詐欺や他人に騙された人の話を聞いたときは、「自分も注意しなければと思う」が、86%(5位)となっているなど、安易に人や物事を信じなかったり、自分事として注意したりするため、騙されにくく、「総合的に見ると奈良県民はインターネット犯罪の被害者となりにくいと言える」と、同調査では見ている。

 一方で香川県民と秋田県民には、「人と対面するとできないことが、インターネットを介すると簡単にできることがある」と回答した人が他の都道府県と比べた結果、多かった。また、セキュリティソフトの導入率は、香川県が81%、秋田が82%と、ともに全国平均の86%を下回っていた。今回の調査では、「街角の勧誘は絶対に立ち止まらないが、eメールでの勧誘メール(DM)は開けてしまう」が、香川県が16%で1位、秋田県が15%で2位(本調査平均:9.9%)となるなど、犯罪に遭う可能性のあるさまざまな事項で、香川県と秋田県が上位に挙がった。

 ナンバーワン戦略研究所の所長で、県民性や地域性を活用したマーケティング戦略の執筆や講演を多数手掛けている矢野 新一氏は「香川県は、『讃岐の着倒れ』 といわれたように見栄っ張りなところがあります。お金にはシビアなところはありますが、好奇心が旺盛で行動力があるので、結果的に熟慮せず行動することが多くなる傾向がみられます。また、秋田県は昔『秋田の着倒れ、食い倒れ』と言われたように、消費性向が高いうえに流行にも敏感です。その結果、衝動的に物事を行う傾向が強いようです。特に秋田県の男性は、口数の少ない生真面目な照れ屋。人に対して『No!』と言えないところがあります。また、初対面では気を遣うところがありますが、その反面、インターネット上では警戒心などが薄くなり、さらに衝動的になると思われます」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》

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